アイドルグループ・Chase×Chase(チェイスチェイス)が、3月29日(金)に東京・渋谷 TAKEOFF7で開催する「お披露目ライブ」で始動する。
【写真を見る】Chase×Chaseの私服姿をパチリ。それぞれのキャラクターを感じさせる服装に
メンバーは、椿恋白(つばき こはく)、佐伯桃子(さえき ももこ)、みつき、綾野遥(あやの はるか)、中村文香(なかむら あやか)、高嶺りりか(たかみね)、小鳥遊自由(たかなし みう)の7人。
同グループは、キミノマワリ。の妹グループとして発足。ユーロビート楽曲やダンス・ナンバー中心に、歌って本格的に踊れる、アーティスト寄りの“カッコ可愛い”グループを目指し、夢や理想を追い(Chase)求めていく。
アイドル経験者二人にダンス学校に通っていたメンバー、そして全くのダンス未経験者3人という、さまざまな経歴のメンバーが集まったが、デビューを目指して練習を続ける中で、早くも絆が深まってきているという。
「ザテレビジョン」では、同グループにとって初めてとなる取材を実施。アイドルへの思いや、今後の活動への意気込みなどを聞いた他、この日に届いたばかりの初衣装もお披露目してもらった。
■ 約半数がダンス未経験者
――「本格的に踊れる」グループを目指すということですが、ダンスの経験は?
椿:ダンスの学校に通っていました。
佐伯:私は全くの未経験です。(オーディションを受ける前も)ダンスの練習はしなかったので(受かる)自信はなかったです。
――募集要項に「ダンス」は書いてなかったんですかね?
佐伯:……。
マネジャー:いや、めっちゃ書いてありましたよ。頼むよ~。
全員:(笑)。
佐伯:でも、陸上をやっていたので、体力には自信があって、練習をすれば頑張れるかなって思って応募しました。
みつき:私は別のグループで5年くらいアイドルをやらせていただいたので、決してうまいとは言い切れないんですけど、それなりに踊れるかなって思っています。
綾野:私も以前は他のグループで活動をしていて、2、3年くらいやっていたので。全然うまくはないですけど、踊れなくはないです(笑)。
中村:私も前にちょっとだけなんですが、研究生みたいな感じで別のグループにいたことがありました。その時は、本気で歌やダンスと向き合っていなかったので、今回は真正面からぶつかろうと思って臨んでいます。
――向き合ってなかったんですか?
中村:そうですね。どこか楽観的に生きていたなって思うので、今回は真っ向勝負しようかなって思っています。
高嶺:私と(小鳥遊)自由ちゃんは、5人より後に入ったんです。みんな違って完全に未経験で、歌えないし、踊れない状態からの挑戦になるので、(今のところは)足を引っ張っちゃってる感はあります。
小鳥遊:私も(高嶺)りりかちゃんと一緒で、歌もダンスもほとんど未経験です。私、周りに結構アイドルの子が多いんですね。
――周りに多い…とは?
小鳥遊:友達がアイドルだったりとか。そういうことが多くて、そういう環境にいたことで(アイドルって)楽しそうだなって思ったんですね。それで、一回やってみたいなと思いました。
(今回の話は)一回やめようと思ったこともあったんですけど、ちょっと時間を空けて、考え直してやっぱりやろうと思ったので、未経験でみんなの足を引っ張っているかもしれないけど、頑張ってついていこうと思います。
高嶺:やっぱり経験者組は上手ですよね。練習で教えてもらったりするんですけど、キレ?(笑)とか、やっぱり違うなぁって感じていて、頑張らないといけないって思っています。
椿:アイドル経験のある3人は歌がうまいですね。
綾野:ハードルを上げられてる。どうしよう(笑)。
みつき:経験未経験は除いて、一人一人の個性が強いグループだなっていう感じはしています。面白いグループになると思います。
お互いに知りきれていないところもまだまだありますけど、いいところがまだまだあると思うので、これからどうなっていくかすごく楽しみですよね。
■ 未経験組が感じるプレッシャー
――オーディションを受けるって一大決心ですよね。
佐伯:私は以前にもいくつか他のオーディションを受けたことがあったのですが、その時はご縁がなくて、私にはアイドルは無理かなと諦めていました。
でも、自分の人生だし、一度きりの人生後悔のないように生きたくて、アイドルの夢を諦めきれず、もう一度オーディションを受けてみようと思いました。
――佐伯さんはキミノマワリ。の曲が好きだそうですね。
佐伯:たまたまインターネットで聞いて、一目惚れじゃないですけどいいなって思って聞くようになりました。曲も好きだし、メンバーの皆さんの雰囲気というか、メンバーの皆さんも好きです。
みつき:推しはなし? 箱推し?
佐伯:この方っていうのではなく、グループ全部が好きです。
中村:私は、自分にとって一番つらかった時期に出会ったアイドルさんに救われました。
前に活動していたアイドルも諦めちゃって、自分は何がしたかったんだろう?って人生を振り返った時に、たまたま出会った「二丁目の魁カミングアウト」さんの歌を聞いて、その歌がその時の自分にすごく響くものだったんですね。
それで、実際にライブにも行ったんですけどすごかったんです。「この人たち、ここで生きてる」って感じて、こういう人生ってめちゃくちゃすてきと思いました。
私が救われたこの気持ちを、私も誰かに伝えたいと思って、もう一回アイドルに挑戦しようって決めました。
高嶺:私は、最初は「やってみようかなぁ」ってくらいの軽い気持ちで入ったんですけど、今は追いつかなきゃなって必死になって頑張っています。毎日(心は)折れてますけど(笑)。
でも、(メンバーは)聞いたら丁寧に教えてくれるし、レッスンの途中でも細かく指導してくれるので、やっていけている感じがあります。
――練習している中で、アイドルとしてステージに上がっている自分の姿は見えていますか?
高嶺:見えてないです。今はいっぱいいっぱいで、踊れるようにならなきゃっていうことに必死で、今後のこととか考えられないですね。
小鳥遊:私は基本的に性格が暗いので、そういうところ(アイドル)では前向きにいられるかなって。そう思って、勢いで決めました。
お母さんにだけは相談したんですけど、最初は「何考えてるの?」って感じでした。
実は他にすっごいしっかりした(就職の)話をもらっていたんです。(お母さんは)「絶対にそっちに行って」という感じだったんですけど、こういうのってタイミングだなって思って。
先に来た話を蹴って、後はその時に考えようと思っていました。なので、今ここにいます。
ここ(Chase×Chase)に入らなければ、みんなとも出会えなかったと思うし、まだ(今後のことは)分からないですけど、タイミングは大事だと思って生きているので、一生懸命やろうって思いました。
――レッスンはどうですか?
小鳥遊:しんどいです…。「大丈夫かな、自分?」って毎日思っています。
でも、周りについていかなきゃって思うし、他の未経験メンバーも同じことを思っているんじゃないかなって思っていて。足を引っ張らないようにということで必死ですね。
■ 中村文香は“ギャップ萌え”を目指す
――中村さんがおかしな行動をして周りを困らせると聞きましたが?
みつき;それはみんな感じていることですね。
全員:(笑)。
綾瀬:身振り手振りが激しいね。
みつき:手がうるさいというのもありますけど、発言にどう答えたらいいか分からなくなる時があります。みんながどうしよう?って。
中村:です(笑)。
高嶺:天然?
――今のところそんな感じはしないですね。
みつき:きっと猫をかぶってますね(笑)。
中村:初対面のときはおとなしい子でいようと心掛けています。そういうのをマネジャーさんに言われて最近気付きました。
――天然を隠したいのは“カッコ可愛い”グループを目指しているからですか?
綾瀬:いや、ギャップでいいんじゃないですかね。
みつき:ステージで“カッコ可愛い”ができて、素がこれならギャップでいいと思うけど。
綾瀬:ギャップ萌えですね。
中村:ギャップ萌えを目指します! そっちを狙っていくので、よろしくお願いします。
――自分で言うとまた違ってきちゃいますけどね(笑)。では、他の皆さんもアピールポイントを教えてください。
椿:ダンスと表現力に注目していただきたいです!
佐伯:笑顔がいいねって褒められることが多いので、アピールポイントは笑顔かなって思います。
みつき:身長の低さは強みになると思っています。あとまだまだなところが多いですが、歌を注目してもらえたらと思います!
綾野:三重県出身で話してるとちょくちょく三重弁が出るので方言好きな方は必見です!(笑)
それと、ハーフじゃないけどよくハーフと間違われるので、「ハーフ顔」がチャームポイントです! 後は、髪の毛がさらさらなところが密かに自慢です!
高嶺:…がんばります。
小鳥遊:意外と真面目だと思うので(笑)、こつこつ少しずつの積み重ねをして、成長していけるアイドルになれるかなって思っています。
■ 今はお披露目ライブに集中
――今後について、メンバー同士で話をしたりしますか?
みつき:とにかく今は時間が足りない状態で、みんな焦っているというか、お披露目に向けて頑張らなきゃという状態なので、そっちの話が多いですね。それよりも先のことはあまり話せていない状態です。
――じゃあ、最後にそのお披露目ライブに向けて意気込みをお願いします。
小鳥遊:恥をかかないように…それだけですね(笑)。
高嶺:本当に盛り上げることができたらいいなって思います。失敗しないというのはもちろんですが、達成感がすごく大きいと思うので、その達成感のために頑張りたいです。
中村:今はお披露目に向けて頑張っているけど、そこで終わりじゃなくて、私はChase×Chaseに人生を懸けたいと思っています。
その大事な一歩目として、少しでも多くの人と出会うきっかけにしたいし、みんなが「よし、ここからやるぜ!」みたいなチーム感ができるような日になればいいなって思います。
綾瀬:初めてのライブなのでみんな緊張すると思うんですけど、ステージの上で踊っていたら自分の気持ちがファンの人に伝わっちゃうと思うんですね。
なので緊張はするけど、第一として自分が楽しまなきゃなって思っているので、楽しみながらライブをしたいと思っています。
みつき:みんな不安なことがいっぱいあると思うんですけど、みんなが楽しんでライブができたらいいなというのが第一。
そして、Chase×Chaseのスタートの日なので、一人でも多くの方に来ていただきたいし、このお披露目を見てくれた方が、今後が楽しみだなって思ってもらえるライブにしたいので、頑張って練習していいお披露目にしたいと思います。
佐伯:お披露目がChase×Chaseとしての一歩目ではあるんですけど、私自身としても初のデビューで一歩目となるので、以前からずっとアイドルさんに憧れていて、ようやくデビューできるという思いがあります。
その一歩目を大切にしたいし、すてきなライブ、すてきな空間を作れたらいいなって思っています。
椿:私の定義なんですけど、チームや仲間は自分ができることを(それぞれが)とにかくやる、できないことをやってもしょうがない、そのために仲間がいる。それがチームだと思っているんですね。
レッスンをしている中で、Chase×Chaseはそれができているなって思っていて、できない部分は(他のメンバーが)カバーして、(それぞれが)得意な部分を極めてサポートしているので、これからチームとしていいものになるんだろうなって感じています。
お披露目では、まず自分ができるパフォーマンスでChase×Chaseに貢献して、これからのChase×Chaseが楽しみだなって思ってもらえるように、すてきなお披露目にしたいと思っています。(ザテレビジョン)
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