世界中で社会現象を巻き起こした冒険ファンタジー超大作ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』両三部作の原作者J.R.R.トールキンの前半生を描く映画『TOLKIEN(原題)』が、2019年夏に日本で全国公開されることが決定。併せて、トールキンを演じるニコラス・ホルトと妻のエディスを演じるリリーコリンズの劇中の姿を捉えた場面写真が到着した。

【写真】『TOLKIEN(原題)』場面写真

 たぐいまれな博識と想像力で、映画『ロード・オブ・ザ・リング』三部作の原作となった小説『指輪物語』や、『ホビット』シリーズの原作小説『ホビットの冒険』を生み出し、ファンタジー文学のジャンルを新たに切り開いたイギリス出身の文学界の巨匠トールキン。本作では、これらの作品群の原型となった、母親を介しての物語との出会い、大きな夢を追いかけた学生時代の仲間との固い友情、運命の女性エディス・ブラットとの生涯をかけた恋、そしてその全てを引き裂いた第一次世界大戦の過酷な体験といったトールキンの激動の前半生が描かれる。FOXサーチライト設立25周年第1弾作品として配給される。

 実在した作家トールキンを演じるのは、映画『女王陛下のお気に入り』『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の俳優ニコラス・ホルト。のちにトールキンの妻となる最愛の女性エディスに映画『あと1センチの恋』『白雪姫と鏡の女王』のリリーコリンズが扮する。

 さらに映画『オリエント急行殺人事件』『シンデレラ』のデレク・ジャコビや、『ダンケルク』のトム・グリン=カーニーといった英国を代表する俳優陣が集結する。メガホンを取るのは、第90回アカデミー賞外国語映画賞でフィンランド代表に選ばれた『トム・オブ・フィンランド』の実力派監督ドメ・カルコスキ。

 映画『TOLKIEN(原題)』は今夏に全国公開。

映画『TOLKIEN(原題)』場面写真(C)2019 Twentieth Century Fox