フィルミーノパナマ戦で“アシスト未遂” 「まさに偉大な瞬間」「素晴らしいタッチ」

 ブラジル代表は現地時間23日に国際親善試合でパナマ代表と対戦し、1-1で引き分けた。格下と見られた相手とのドローには批判が集まっているが、海外メディアはブラジル代表FWロベルト・フィルミーノリバプール)が見せた“美技”に注目し、動画を公開。ファンの反響を呼んでいる。

 1-1で迎えた後半15分、ペナルティーエリア内で構えたフィルミーノは左サイドからのクロスに反応。スピードのある浮き玉だったが、着地する直前のボールに柔らかくタッチすると、絶妙に勢いを失ったボールがチームメートの足元へ。惜しくもシュートはGKに弾かれたものの、まさにワールドクラスの“美技”でチャンスをお膳立てした。

 フィルミーノのシンプルながら洗練されたスキルを捉えた映像を「FOXスポーツ・フットボール」公式ツイッターが公開。ツイッター上では「信じられないタッチと落ち着き」「なんでフィルミーノがレギュラーじゃないの?」「まさに偉大な瞬間だ」というコメントに加え、「素晴らしいタッチに、ひどいフィニッシュ」という声も寄せられている。

 所属するリバプールでは、マンチェスター・シティとの熾烈なプレミアリーグ優勝争いの真っただ中にいるフィルミーノ。代表チームがドローで批判に晒されるなか、際立った技術でファンを魅了している。(Football ZONE web編集部)

ブラジル代表FWフィルミーノ【写真:Getty Images】