“東京で働く。東京で生きる。”をコンセプトに、東京の街を支えるさまざまなスペシャリストクローズアップするTOKYO MX地上波9ch)の番組「東京JOBS」(毎週水曜21:54~)。3月は「東京の明日」を特集。3月20日(水)の放送では、豊洲市場の“食の安全”を支える食品衛生監視員の仕事を紹介しました。

約80年の歴史を閉じた築地市場に代わり、2018年10月11日(木)、新たな“東京の台所”として開場した豊洲市場。面積は築地市場のおよそ1.7倍、東京ドーム約8.7個分に相当します。設備面も格段に向上し、開放型だった築地市場から一転、衛生管理や温度管理をしやすい閉鎖型の施設になりました。

今回お話をうかがったのは、東京都市場衛生検査所 食品衛生監視員の林研介さん。


東京都市場衛生検査所は、卸売市場に流通する食品の安全確保を図ることを目的としています。そのため、細菌やウイルスなどの検査を行い、つねに目を光らせているのです。

子どものころから食の安全に関心を抱いていたという林さん。大学では食品工学を専攻し、そこで学んだ知識を現在の仕事にも活かしています。主な担当は、食品の残留農薬検査や理化学検査、市場での監視検査などです。


豊洲市場には、旬の魚介類をはじめ、野菜や果物も国内外から集まってきます。「毎日産地から送られてくる食材のなかに、有毒なものや不良な食品が紛れ込んでいる可能性がある」と話す林さん。そのため「毎日の監視が欠かせない」と現場に足を運び、食品の取り扱い状況の確認など、衛生面の監視にも取り組みます。

水産の仲卸店舗が集まる「水産仲卸売場棟」は、街の魚屋や寿司屋などが水産物を仕入れに来る場所。朝から活気づく売場を見渡すと、センサー片手に、さばかれた魚の表面温度をチェックする林さんの姿が。“食の安全”を守るため、「生食で食べられる魚が、10℃以下に保たれているか確認している」と言い、細かな監視も怠りません。


日本全国の漁師や生産者が、一生懸命獲ったり育てたりしたものがやってくる豊洲市場。そのため、「ここで働く人たちには、食品の取り扱いなどに十分に気を付けてもらい、安全な食品を市場に流していただきたいと思います」と、林さんは“食の安全”への心がけを語りました。

次回、3月27日(水)の放送は、「渋谷の再開発を担う」をテーマにお届けします。お楽しみに!

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<番組概要>
番組名:東京JOBS
放送日時:毎週水曜 21:54~22:00
ナビゲーター:ホラン千秋
番組Webサイトhttp://s.mxtv.jp/variety/tokyojobs/

温度センサー片手に豊洲市場を監視! 食の安全の“番人”に迫る