アニメ『Fate/Zero』や『活撃 刀剣乱舞』、2019年4月より放送される『鬼滅の刃』などを手掛けるアニメ制作会社「ufotable(ユーフォーテーブル)」に脱税疑惑が持ち上がり、東京国税局による“ガサ入れ調査”が行われたことが「週刊文春デジタル」の取材でわかりました。

ユーフォーテーブルの関係者によると、「ガサ入れの当日、午前10時頃に高円寺の社屋1階にあるカフェや徳島のカフェ、そしてアニメ制作を行っている下井草の東京スタジオにも国税の捜査員が入りました。高円寺には30人もの捜査員が入った」とのことです。



ユーフォーテーブルとは、アニメ制作プロデューサーの近藤光さん(代表取締役社長)が2000年に立ち上げたアニメ制作会社。

同社はアニメ関連グッズの販売なども手掛けていますが、「在庫数や販売数の管理は杜撰で、いくつかの店舗では、売り上げた現金を会社の銀行口座に入金するのではなく、社長自らが現金の束を回収するという悪質な所得隠しとも考えられる会計処理をしていた。」と報じられています。

元国税調査官の松嶋洋税理士は、「仮に売り上げが30億円で、半分の15億円の所得を隠していた場合、追徴課税は加算税や延滞税、そして消費税なども含めると同額超になる可能性もあるでしょう。今後1年くらいかけて調査が続けられると思いますが、起訴、逮捕の可能性も十分に考えられます」と解説。

関係者によれば、近藤光さんは当局に対して容疑を認めているとのこと。

週刊文春がユーフォーテーブルに事実確認を求めると、「近藤の意向が会社の意向ですので、社長に直接聞いて下さい」と答え、近藤さんにも電話と手紙で取材を申し込んだそうですが、期日までに返答はなかったとのことです。



この報道を受けTwitter上では、徳島県徳島市で開催されている、ユーフォーテーブルが企画制作するイベント「マチ★アソビ」の中止を危惧する声や、2020年公開予定の劇場版『Fate/stay night [Heaven's Feel]III. spring song』などについて不安の声があがっています。

大ヒット劇場版「Fate」の人気アニメ会社に脱税疑惑 東京国税局がガサ入れ

https://bunshun.jp/articles/-/11227

ufotable

公式サイト:http://www.ufotable.com/
公式Twitter: https://twitter.com/ufotable

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