2019年3月27日(水)、日本出版クラブにおいてサッカー本大賞2019の授賞式が行われ大賞・翻訳サッカー本大賞・読者賞が発表され、「監督の異常な愛情――または私は如何にして心配するのをやめてこの稼業を・愛する・ようになったか」(ひぐらしひなつ著・内外出版社刊)が読者賞を授賞した。

フットボールチャンネル
https://www.footballchannel.jp/2019/03/27/post315389/

芥川賞作家・津村記久子氏の「ディス・イズ・ザ・デイ」や、ミズノスポーツライター賞「東欧サッカークロニクル」(長束恭行氏)をはじめとする10冊の優秀作品の中で、総投票数の約3分の1を獲得しての受賞となった。




●決め手は組織票? 読者の多くは、本書に登場する、田坂和昭監督、片野坂知宏監督、北野誠監督、高木琢也監督、吉武博文監督にゆかりのあるクラブのサポーターであり、その票が集まったものと思われる。

この結果について著者のひぐらし氏は受賞者スピーチで、
「組織票です(笑)。これは私に向けてではなく、書かせてくださった5人の監督たちへの、読者のみなさまからの投票だと思っております。あらためて御礼申し上げます」

とコメントした。
選考委員を務めるブックディレクターの幅允孝氏は「一見、奇書に思えるタイトルと装幀」とふれつつ、著者の筆力と丹念な取材を高評価。

また著者がオフィシャルライターを務める大分トリニータをスポンサードしている浅田飴のツイッター公式アカウントからは「多くの方に読んでいただきたい本です。片野坂監督はもちろん、北野監督(あえて)も大好きになりました!」と祝福のコメントが届いている。



「監督の異常な愛情--または私は如何にして心配するのを止めてこの稼業を・愛する・ようになったか」
ひぐらしひなつ 著
ページ数/272ページ
定価 本体1,500円+税
978-4-86257-353-7
https://amzn.to/2IsUkhn

ひぐらしひなつ大分県中津市出身。サッカーライター。育成年代からトップまで幅広く取材。 大分トリニータのオフィシャルメディアに執筆、サッカー専門新聞「EL GOLAZO」大分担当。著書『大分から世界へ ~大分トリニータ・ユースの挑戦』『サッカーで一番大切なあたりまえのこと――弱くても勝つ大分高校サッカー部』など。

配信元企業:株式会社 内外出版社

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