新体制初のライブシリーズとなる「渋谷 LIVE CIRCUIT」を3月17日ファイナル公演で完結させた6人組ガールグループ・東京パフォーマンスドール(通称:TPD)。

【写真を見る】“困り顔”の脇あかり…後ろから上西星来がひょこっと顔を出す

ファイナルでは8thシングルの発売決定というファンにとってはたまらない新情報も発表され、新年度を迎えてもノンストップでわれわれを楽しませてくれそうだ。

そんなTPDにはグループユニットとして、上西星来と脇あかりによる「赤の流星」が存在。TPDとはコンセプトビジュアルも、ライブスタイルも大きく異なる彼女たち。

上西いわく「謎多きユニットです」とのことだが、一体どういうことなのか。

TPDに“勝手に踏み込みがち”なWEBテレビジョンもこれまで踏み込んでいない聖域に食い込むべく、赤の流星の上西・脇を直撃!

SLCを通して歌もダンスも、髪色も(?)急成長した2人に、赤の流星とは何ぞや?というところから、TPDとしての2人の思い、ソロ活動への思いを聞いた。

前編・後編に分けてたっぷりと紹介する。

■ まずはTPDの上西&脇

――新体制初のライブシリーズお疲れさまでした。ファイナルを終えた感想からお願いします。

上西星来:メンバーが9人から6人になって初めてのライブシリーズということで、最初はフォーメーションなどもどうなるか手探り状態でした。

リアレンジ曲や9人時代の曲は6人でもできるのかなど、全然分からないままスタートして、ライブが始まるまでは不安ばかりで…。今までの東京パフォーマンスドールライブでやってきたことができなくなっちゃうのかなと思っていました。

――やはり不安は大きかったのですね。フォーメーションもイチからでしょうから…。

上西:はい。戸惑うことばかりでした。9人での立ち位置にいってしまうこともあって全然すんなりと進まず、何回かリハを繰り返して覚えていくという感じでした。

フォーメーションだけでなく、6人になったら歌のパートなど1人1人の役割が多くなるので、ノンストップをやる体力もなくなるのではないか…と思いました。

でも、いざライブシリーズが始まったら案外「あっ、できちゃった…」という感じでどんどん進んでいけました。最終的には6人の形がまとまって、ファイナルを無事に迎えられてホッとしました。

――あかりさんはどうですか?

あかり:今回のライブシリーズでは、合間に2ndアルバムHey, Girls!』のリリースがあって、そのリリースイベントもたくさんありました。

6人での新曲もたくさん増えて、LIVE CIRCUITでどんどん新曲を披露して、ファンの人たちと一緒に新曲を作ってこられました。

リリイベやワンマンで披露してきたことによって、ファイナルでは新曲たちがここまで育ったんだな…というのが実感できて、特に「Hey, Girls!」はすごいものになったな…と自分でも思っています。

――ファイナルではダブルアンコールで皆さんフラフラになりながら披露されていましたよね(笑)

脇:はい(笑)。最初、ダブルアンコールは「RAISE YOUR HANDS」を披露する予定だったんですけど、急きょみんなの意見で「『Hey, Girls!』にしよう!」ってなったんですよ。

――そうなんですね! そういう急な変更というのは結構あるんですか?

上西:それほど多くはないですが、そういえばアンコールの曲を変えたい!」って言い出して本番中に変えたことあったよね?

脇:あったっけ? 本番中に?

上西:あったじゃん! 今あかりが言ったファイナルの曲変更は本番前に変えていたんですけど、以前「こっちの曲の方が絶対いい!」ってライブ中にスタッフさんに言って変えたことがありました。

今回もそうですけど、急なお願いにもかかわらず許してくださるスタッフさんに感謝です。

――LIVE CIRCUITを終えて、特に印象に残っていることは? 

脇:私はソロ曲が3曲あるんですけど、3曲全てワンマンライブで披露できたというのが一番大きかったです。

新しく最近ファンになってくださった方は2、3年前に歌っていた私のソロ曲を知らないので、「新曲」として捉えてくれる中で、自分はどうやって表現したらいいんだろう、というのもすごく考えてパフォーマンスしました。

――2月14日バレンタインライブで披露された「キミはボーイフレンド」も新鮮でした。こんなにかわいい曲もあるんだ!って。

脇:あるんですよ~(笑)。久しぶりにやったので、握手会でも「新曲かと思った!」って言ってくださる方がいらっしゃいました。

――星来さんは何が印象的でしたか?

上西:年末にあった初めての渋谷ストリームホールでのライブに、m-floの☆Taku Takahashiさんがゲストで来てくださったんです。その時は☆Taku Takahashiさんのおかげなんですけど、自分が格好良く感じました(笑)

脇:あ、私も思った(笑)

――具体的にはどう格好いいんですか?

上西:まず音が全然違ったんですよ。音源で流れている時と、実際にDJをしてくださった時では流れている音が全然違う印象だったので、それにノって歌って踊っていたら、自分でも「イケてるじゃん!」って思いましたし、ノリノリになって歌とダンスができました。

――ストリームホールって、音もキレイに聞こえますよね。反響もいいし。

2人:そうなんですよ!

上西:まず楽屋からすごくきれいなんですよ(笑)

脇:舞台裏からテンションが上がるんです!

■ 上西「あかりの声が力強くなった」

――偉そうに言えないですけど、SLCを通して本当にお二人とも歌がお上手になりましたよね。自分のことは言いづらいと思うので、お互いの歌の面ではどう思われますか?

脇:ありがとうございます!

上西:TPDのワンマンもそうなんですけど、本格的に赤の流星で活動を始めてから、あかりの声がすごく力強くなったなって思いました。

脇:えー!? うれしい!

上西:本当におなかの底から聞こえてくるの…。

脇:えっ? 底から聞こえるの?(笑)

――ん? おなかの底から…ホラー的なことですか?(笑)

脇:ハハハ。

上西:違います(笑)。おなかの底から出しているんだろうな…っていう低い声が格好良くて、響いてくるんです!

脇:ありがと! うれしいよ。

上西:特に赤の流星として活動してから良くなったと思います。

脇:流星では星来ちゃんが上のキーを歌って、私が下のキーを歌うんですけど、そのハモりの部分は一番出しやすい音程だなと思いますね。高いキーは難しいので…。

――星来さんは高いキーですが、地声は低いですよね。

上西:そうなんですよ。地声が低いのに、歌うと声がかわいらしくなるんですよね…(遠い目)。

脇:確かに(笑)

――女子的には得なんじゃないですか?

上西:えー!! 得しないですよ。得なのかな?

脇:得でしょ。お母さんも「星来ちゃんの声かわいい」って言ってたよ。

上西:うれしい! そう、それを認めたんですよ。去年。

――え、声がかわいいってことを?

2人:(爆笑)。

上西:違います(笑) それじゃ自信過剰な子じゃないですか!

脇:自分でかわいいって認めたんや(笑)

上西:違うから!(笑) しゃべると低いのに歌うと声が高くなるというのが好きじゃなくて、受け入れられなかったんですけど、それも自分の特徴なんだなって認めました。

これが上西星来なんだ!って。これは自分にしか出せない歌声なんだって自信をつけました!

脇:いいねえ! その調子でいこう! 

上西:うん。頑張る(笑)

――なるほど。反対にあかりさんは星来さんの歌をどう思いますか?

脇:私は星来ちゃんのソロ曲「恋」が大好きです(ドヤッ)。

一同:(沈黙…)

――………以上!?

上西:ちょっと!

脇:違います違います(笑)。「恋」の発声のとき、全部母音で歌ってるやん?

上西:うん。「恋」は全部母音で歌う。「あ・え、あ・う」みたいな。

脇:そう。星来ちゃんはそれをやってます。

一同:(沈黙…)

上西:それだけ? その情報をお伝えしただけ?(笑)

脇:うん(笑)

上西:うん、じゃなくて、取材だよ?(笑) ちゃんとして。

脇:へへへ。

――自由人あかりさんらしくていいですね。

脇:でも、今回のファイナル、私の歌声やばかったんですよ…。

上西:急にどうしたの?

脇:思い出したの。やばいなぁって思っていたらリーダー(高嶋菜七)も思ったみたいで「TIME」って曲のときに、私の方を向いてこう(手を上に突き出す)やりだしたんですよ。それを見て今日の声低いんだ…って思いました。

――あのスピード感抜群の曲でそんなやりとりが…。でも、「Shadow Dancer -Rearranged ver.-」格好良かったですよ

脇:ホントですか…(照)。

――あれ、あまり褒められたくないタイプですか?

脇:褒められるの苦手なんです。どちらかというと、褒められて伸びるタイプというより、怒られて伸びるタイプなんです。

――リーダーと真逆ですね。ちなみに星来さんは?

上西:私はどっちでもいけます。

脇:どっちでもいけるんだ!

上西:褒められてもうれしいんで、もっとやろうって思うし、怒られたら何クソ~!って火がつくタイプで、シュンとなることはないです。もちろん一瞬は落ち込みますけど、すぐピョンって元気になります。

脇:ピョン(笑)

――TPDになってから、めっちゃ怒られたことってあるんですか?

上西:それこそ、最近ですけど「WILLSELECTION」のカタログの撮影ではすごく怒られましたね。厳密には怒られたというより、「もっとこうして!」とか「こういう表情に!」「もっとこういう動きをして」とか。

ポーズのやり方とかもたくさん教えてくださったんですけど、なかなかうまくいかなくて、もどかしい気持ちで撮影しました。結構大変でしたけど、自分の中では成長ができた撮影でした。

■ 脇「どんどんファンを増やせたら…」

――そしてファイナルで発表されましたが、6月12日(水)に8thシングル発売が決まりましたね! シングル的には1年ぶりですが、いかがですか?

2人:はい! とてもうれしいです。

上西:シングルは自分たちの可能性が広がるアイテムですので、いろいろな人に東京パフォーマンスドールを知ってもらいたいなって思います。

脇:今の時代はCDを出すことも難しいですから、また新たにCDを出せるということが本当にうれしいです。最近は配信シングルとかも多いので…。

たくさんの方にCDを手に取ってほしいなって思いますし、ジャケット写真がかわいいから手に取ってくださる方もいると思うので、TPDらしさを出して、どんどんファンを増やせたらいいなって思っています。

――それこそリリースイベントで手に取ってもらう機会もありますしね。

上西:そうなんですよ。リリースイベントは新しい出会いもたくさんあるので、とてもありがたいです。

脇:お客さんとの距離が近いので、ワンマンライブよりアイコンタクトもしっかりできますしね! ぜひ皆さんに来てほしいです。(ザテレビジョン

赤の流星の脇あかり、上西星来(写真左から)