ショーケンの愛称で知られる歌手で俳優の萩原健一さんが26日、消化管間質腫瘍のために68歳で死去。各界の著名人から追悼が寄せられる中、ロック歌手のダイヤモンド☆ユカイ(57)も自身の公式ブログで萩原さんを偲ぶ文章を公開した。

 

■「ショーケンらしい」エピソード

ダイヤモンド☆ユカイは、萩原さんの死去が報じられた直後の29日未明にブログを更新。萩原さんのヒット曲「愚か者よ」というタイトルで、かつてライブ後に楽屋を訪れたことを明かし、

「俺がメチャクチャとんがっていたレッドウォーリアーズ 時代にツアーの合間を縫ってあなたの渋谷公会堂のコンサートを観に行った事があった。ライブはキレッキレで物凄いテンション…感動の嵐だった。

 

元ショーケンさん事務所だった当時のマネージャーと一升瓶を持って楽屋に挨拶に行くと『萩原さんちょっとテンションが行き過ぎちゃって今日会うのは遠慮して下さい。』……誰一人面会出来ず…」

 

と、「ショーケンらしい」エピソードを記している。

 

■俺の心底憧れたショーケン

さらに、楽屋を訪れたものの本人に会えなかったにもかかわらず、そういった型破りな一面も含めリスペクトしていたことを告白。

「それが俺の心底憧れたショーケンだった。萩原健一さんご冥福をお祈り致します。あなたが居てくれて良かった。有り難う。」

 

萩原さんに関する貴重な体験を明かしたダイヤモンド☆ユカイの追悼文には、数多くの「いいね」が寄せられている。

■自分の世界を貫いたスター

親しみやすいキャラクターを持ちバラエティ番組で人気のダイヤモンド☆ユカイだが、元々はロックバンド「レッドウォーリアーズ」のボーカリストで、ブログ読者にはロックファンも。コメント欄には、萩原さんを悼む声が複数寄せられていた。

「そうですね 個性は強烈でしたね。自分の世界を持ち、貫いた数少ないタレントさんでしたね! ご冥福をお祈りいたします。」

 

ご冥福をお祈り致します。平成が終わりを告げるこのタイミングで去ってしまわれたんですね。。とても淋しいです。キレキレでかっこいいけど!!  夜明けの海が似合う、哀愁漂うところに男の色気を感じました。ショーケンさんのご冥福を心よりお祈り致します。」

 

「寂しい 私たち世代は、GSのイメージより、俳優のショーケンさんです 太陽にほえろ、前略おふくろ様、傷だらけの天使、、どれも素敵だった 特に傷だらけの天使は!好きだったなあ ご冥福をお祈りします。合掌。」

 

■カリスマ的ロックシンガーの死

18日には萩原さんとも親交の深いロック歌手の内田裕也さんが79歳で死去しており、萩原さんも追悼のメッセージを寄せていた。

平成の終わりにカリスマロックシンガーが立て続けに亡くなり、ネット上には悲しみの声が続々投稿されている。

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(文/しらべぇ編集部・星子

萩原健一さん死去 ダイアモンド☆ユカイがブログで追悼「いてくれて良かった」