30日の中山9R・山吹賞(3歳500万下、芝2200メートル)は、2005年のGⅡフローラSなど重賞3勝を挙げたディアデラノビアの子・カウディーリョ(牡3、堀=父キングカメハメハ)が優勝。2勝目を挙げた。

互角のスタートから、道中は後方で折り合いに専念。3-4コーナーで外を回って追い上げると、直線では粘り込みをはかる2着馬(マコトジュズマル)をクビ差競り落とした。

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石橋「今後も気持ちの部分が…」

騎乗した石橋は「稽古の時よりもパドックでは数段気持ちが高ぶっていて、返し馬が終わった後も気持ちを落ち着けようとしていました。だから競馬でもポジションどうこうというよりは、馬とのコンタクトを大切に乗りました。そのぶん4コーナーではいい動きをしてくれましたし、最後もしっかり脚を使ってくれました。能力は高いですが、今後も気持ちの部分がカギになると思います」と課題を挙げながら振り返った。