今シーズン限りでの現役引退を表明しているアーセナルの元チェコ代表GKペトル・チェフ(36)の引退後の去就を巡って、ビッグロンドンダービーが勃発する可能性があるようだ。イギリスデイリー・ミラー』が同国『サン』を引用して伝えている。

スパルタプラハやスタッド・レンヌ、チェルシーアーセナルプレーしてきた世界屈指のGKチェフは、今年でプロ20年目。キャリア通算でここまでプレミアリーグ443試合出場しており、チェルシーではチャンピオンズリーグ(CL)優勝に加え、4度のプレミアリーグ優勝を含む15個のタイトルを獲得。アーセナルではFAカップ優勝を成し遂げてきた。また、チェコ代表としても同国史上最多の124試合に出場。ユーロ2004でベスト4進出に貢献するなど、多くの歓喜を味わってきた。

今シーズン、ドイツ代表GKベルント・レノに守護神の座を奪われつつも、ここまで公式戦17試合に出場しているチェフだが、今年1月15日に自身のツイッター(@PetrCech)で、今シーズン限りでの現役引退を表明。そんな中、アーセナルチェルシーが、チェフのスタッフ入りを目指しているようだ。

伝えられるところによると、アーセナルコーチとしてチェフを迎え入れたい意向があるようで、すでにオファーも準備している模様。しかし、同クラブ加入前に長年プレーしてきたチェルシーコーチまたは、クラブアンバサダーに就任することを望んでいるという。

同メディアは、チェフが引退後の決断を下すのは今夏になると見ているが、アーセナルチェルシー。果たしてどちらを選ぶことになるのだろうか。

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