ビリーアイリッシュが、ティーンや若者による薬物使用を美化することに対しての見解を、英ガーディアン紙とのインタビューで語った。

 デビュー・アルバム『ホエン・ウィー・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥー・ウィー・ゴー?』に収録されている抗不安薬Xanax(ザナックス)について歌った「Xanny」について質問された彼女は「友人たちにもう死んでほしくない」と話し、曲のメッセージについて、「“ドラッグをやらないで”と言うよりは、“安全に”ということ」を意図していると明かした。

 また、友人からのプレッシャードラッグを試そうとしているティーンには「周りの人がやってれば、自分もやりたいと思うものだけど、やらなくても大丈夫」とアドヴァイスしている。

 「私は、人生で一度もハイになったことはないし、何も吸ったことがない。やったことがないからって、別にどうでもいい」と彼女自身は、リクリエーショナル・ドラッグ(娯楽として楽しむために用いる薬物)を使ったことがないと話しており、「興味をそそられないんだ。私には他にやることがあるから」と述べている。

ビリー・アイリッシュ、抗不安薬について歌った「Xanny」について語る「友人たちにもう死んでほしくない」