2019年4月1日11時40分ごろ、平成に変わる新元号、「令和(れいわ)」が菅官房長官により発表されました。まさに歴史的瞬間でしたが、アラサー以降の堅実女子であれば、当時官房長官だった故・小渕恵三氏による「平成」の発表も記憶に残っている人もいるでしょう。

新元号発令後30分で、「和令」のツイート数は36万超えに

しかし「平成」の発表の瞬間と大きく違うのは、「インターネットSNSがなかった」ことではないでしょうか?当時の人が平成という新元号にどのような感想を持ったのか、今になって知ることができる資料はそれほど多くありません。一番リアルタイムなもので、当時のニュースなどで行われた街頭インタビュー。ちなみに今回、平成発令当時の街頭インタビューの様子が頻繁に流れましたが、多くの意見は「馴染まない」「違和感がある」といった否定的なものでした。

しかし現在はインターネットSNSにより、発令された瞬間の世間の反応がリアルタイム分かります。それと同時に自分がどう感じたかも、即座に発信できるのです。

どうでもいい」「興味ない」といったツイートもあると思いますが、それも含めて興味がある証拠です。

こちらは「Yahoo!リアルタイム検索」による、新元号発令後に「令和」を含むツイート数の推移。発表から30分後の12時には36万超えのツイート数となり、これだけの人が30分の間に令和に関する意見を発表していました。これだけ情報があると、逆に世間の主流意見が何なのかが良く分からない状態です。

令和について「いいと思う」が6割超えも、コメントは批判多数!

そこで「Yahoo!ニュース 意識調査」では発表直後より、「新元号が『令和(れいわ)』に決定。あなたは新元号について、どう思いますか?」という設問で調査を開始。発表からわずか1時間30分後の13時には約9万件の回答が集まりましたが、その時点で「いいと思う」が6割超え。アンケートは現在もリアルタイムで実施していますが、翌日の午前5時の時点でも「いいと思う」は64%となっています。新元号の評判はおおむね好意的といえそうです。

発令から一晩経過した4月2日午前5時30分時点での「Yahoo!ニュース 意識調査」結果がこちら。アンケート4月11日まで実施しています。

その一方「Yahoo!ニュース 意識調査」では「コメント」で自由意見を投稿することができますが、こちらを見ると不思議な現象が。「いいと思う」は6割超えにもかかわらず、目につくのは否定的な意見ばかりなのです。

まず一番多かったのは令について「“命令”“指令”という漢字でイメージが悪い」というもの。ほか和についても「戦争の時代である昭和と同じなのが嫌」といった意見もありました。また令和に関係がなく「安倍総理がえらそうで嫌」「安倍総理の“安”が入っていないので良かった」「安倍総理が“俺の命令に従え”という意味がこもっている」といった、安倍総理大臣に対する批判に結び付ける意見も多い印象でした。やはり批判や文句を言いたい人は熱意もあり、声が大きくなるもの。その一方「いいと思う」と好意的な人は、わざわざコメントをする熱量がないのかもしれません。しかしそれも含めて世論であり、平成になかったSNSの面白さなのでしょうか。

「令は書く時のバランスが難しい」という意見もちらほらありましたが……。

平成の時も当時の街頭インタビュー映像を見るかぎりは否定的な意見が中心でしたが、案外世間一般には「いいんじゃない?」くらいの感覚だったのかもしれません。そして30年の間に平成はあっという間に浸透したので、令和も同じように浸透していくのでしょう。

Yahoo!ニュース 意識調査】
新元号が「令和(れいわ)」に決定。あなたは新元号について、どう思いますか?https://news.yahoo.co.jp/polls/domestic/38423/result

4月11日(木)まで調査実施中

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