マルちゃん正麺」といえば、生麺のような食感と食べごたえが特長のカップ麵だ。これまで、汁ありタイプカップ麵にしか採用されていなかったが、この度ついにマルちゃん正麺 カップ 汁なし坦々麺が登場。あの感動の味わいを汁なしでも楽しめる日が来るなんて……!

 

2年以上の歳月をかけて誕生した湯切りタイプ専用の生麺。

「いま抜群においしく、そして10年後20年後も古びることなく愛され続ける即席麺」コンセプトに、2011年11月に登場した「マルちゃん正麺」。特許製法である「生麺ゆでてうまいまま製法」により、乾燥めんでありながら、生麺本来の味わいと食感が楽しめることで、生麺ジャンルを築き上げた先導者だ。

一方で、カップ麺事情はここ数年で大きく変化をしており、カップ焼きそばのような湯切りタイプの人気も高まってきている。各社様々な味のカップ焼きそばを出していることや激辛ブーム坦々麺が脚光を浴びたことなどが挙げられるだろう。

そういった需要に応えるために東洋水産株式会社東京都港区)が開発したのが、マルちゃん正麺 カップ 汁なし坦々麺』(132gうち麺90g・希望小売価格 税抜220円・2019年4月1日発売)だ。

素人考えでは、単にこれまでの生麺をそのまま採用すれば良いのでは? と思うのだが、この湯切りタイプ専用の麺は、従来の麺をベースに2年以上の研究を重ねて誕生したもの。規定時間後にお湯が無くなるというのは、記者が想像する以上に味わいに大きな影響を与えているようだ。

それでは、この新たな生麺を実際に味わってみようではないか。

1杯あたりのカロリーは522kcal、糖質は約75.7g

容器も一新。湯切りがしやすく、混ぜやすくなった

作り方はこれまでと同じ。ふたを開けて、3種類の小袋を取り出し、かやくのみ投入する。内側までお湯を注いだら5分待機。

かやくは味付挽肉とチンゲン菜

時間になったら、やけどをしないようにしっかりとお湯を切る。

持ち手=ふたと容器のシール部分。1cmほどあるのでしっかり持っても熱くない

と、ここで気が付いたのだが、容器を持っても指が熱くない。おかしいな、と容器をよくよく観察すると容器の形状が従来から変更されているではないか。

 

調べてみると、持ち手の部分が汁ありタイプよりかなり長くなっている。お湯に触れていない場所が大きくなったので、湯切りをする際に熱が伝わりにくくなり、しっかり持てるようになった。確かに、これまで幅が狭いせいでふたに指が触れてしまい、あちち、とやけどをしそうになったことがある。これは大変すばらしい改良だ。

変わったのは持ち手だけではない。底の凹凸が汁ありタイプよりも浅くなっている。湯切りタイプでは液体だれなどをかけた後にかき混ぜるのだが、このときにタレが底に溜まりにくくなり、混ぜやすくなったのだ。実際に液体スープと粉末スープをかけて混ぜてみると、いつもよりも楽に混ぜることができた気がする。

箸が底の凹凸に引っかからないだけでこんなに楽になるとは

 

お店で食べているかのようなモチモチ食感。濃厚なたれとの組み合わせが抜群!

容器の変更に感謝しながら、いざ実食。昨今の激辛ブームにしっかりと応えた花椒仕立て。激辛とは謳っていないが、念のため慎重に口に運ぶ。

 

坦々麺というと胡麻のイメージだが、この商品はチキンの旨味と黒酢の酸味が印象的だ。2つの味わいが口中に広がり、花椒の痺れを感じつつも旨いと思わざるを得ない憎い味に仕上がっている。この味に病み付きになりそうだ。

米黒酢の香りも特徴的

湯切りタイプ専用の生麺は、もっちりとした弾力とつるつるとした滑らかさを両立した味わい。汁なしなのに引っ掛かりが無くスルスルっと口の中に入ってくるので、ストレスなく食べることができる。お店で食べているかのような麺の食感と味わいと言っても良いほど。

 

かやくのチンゲン菜のシャキシャキ食感としっかりと味の付いた挽肉も文句無し。ちなみに、激辛ではないが花椒の痺れ具合はばっちり効いている。下手な激辛麺よりも花椒を楽しめる素晴らしい辛さ加減だ。

濃厚なたれがしっかりと麺に絡みついて……旨すぎる!

元々「マルちゃん正麺」の坦々麺は記者的ランキングでもかなり上位に入っていたのだが、こちらも文句なしの出来栄え。たれの旨さや辛さで言えばこちらの方が上だ。激辛通はもちろん、坦々麺を純粋に食べてみたい人にもおすすめの1品。

 

全国のスーパーコンビニなどで発売中。

 



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