他県人に何かと勘違いされることが多い島根・鳥取の両県。これまでも数々の混同が発生してきたが、なんと厚生労働省までやらかしてしまった。

厚労省2019年4月1日、人口動態統計に関する3月29日の公表資料で、鳥取と島根の数値を取り違えていたと発表。正しい記述に修正したとして、「謹んでお詫び申し上げます」と謝罪している。


ついに国の省庁にすら勘違いされてしまった島根・鳥取。今回のミスについて、Jタウンネット編集部は両県の感想を聞いてみた。

勘違いを逆手に取って...

「よく間違われることがあります」

Jタウンネット編集部は4日、島根県広報室に今回の問題について問い合わせると、担当者はすぐさまそう答えた。

島根県の『島』の字と鳥取県の『鳥』の字が似ていることから、宛名に『鳥根県』と書かれた手紙が送られてくることもあります」

とのこと。心中お察しするしかない。そのほかにも鳥取県と位置を勘違いされることも時々あるという。

島根県の認知度を高めていきたいと思います」

と前向きに語ってくれた。


続いて鳥取県広報課に問い合わせてみると、

「我々、慣れてますから(笑)

と担当者。もはや勘違い問題に達観した心境のようだ。やはり鳥取県も「島取県」と記載された手紙が届くことが時々届くことがあり、

県庁所在地も『島根県鳥取市』や『鳥取県松江市』と混同されている方もいらっしゃいます」

改めて言われると、たしかに紛らわしい。正直、関東出身の筆者はいまだに位置関係すら怪しいのだが...。

「『鳥取は島根の右側です!』『島根は鳥取の左側です!』と書かれたTシャツもあるんです。両県相乗効果で頑張っています」

勘違いを逆手に取って、PRにつなげているようだ。

「(勘違いが)ウェルカムというわけではないですけど、話題になることで取り上げていただき、認知度アップにつながるのはありがたい限りです」

とこちらも前向きだ。

ちなみに、Jタウンネットが過去に「東日本の人間、『鳥取と島根の区別』がついていないことが確認される」という記事で紹介したように、両県から遠い地域に住むほど区別がつかない人が多いようだ。

さまざまな勘違いをものともしない両県の前向きな姿勢に拍手。

出雲大社と鳥取砂丘