性犯罪のイメージ(AndreyPopov/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

父親からの性暴力を訴えた女性に、あまりにも無慈悲な判決が下された。

実の娘への準強制性交罪に問われていた父親に無罪判決が言い渡されたことが報道され、非難轟々の状態となっている。

 

■中学2年生の頃から性的虐待

2017年愛知県内で抵抗できない状態の実の娘(当時19)と性交したとして、父親である被告が準強制性交の罪に問われていた。

報道によると、被害者である娘は中学2年生の頃から性的虐待を受け続けていたことや、専門学校の学費を父親に負担してもらった負い目から、心理的に抵抗できない状態にあったことを、検察側が主張。

これについて、公判で弁護側は「同意があり、抵抗可能だった」と反論していたという。

 

■父親にまさかの無罪判決

裁判長は、性的虐待があったとした上で「性交は意に反するものだった」ことなどを認定。

その後、娘が置かれていた状況、2人の関係性などから、娘が本当に抵抗不能な状況であったかどうかが検討されることに。

その結果、「被害者が抵抗不能な状態だったと認定することはできない」として、先月26日の公判で父親に無罪判決が言い渡されたという。

■「絶望しかない」「狂ってる…」

父親からの性的虐待を認めた上でのあまりにも無慈悲な判決に、インターネット上では激しい怒りの声や、司法に対する失望を訴えるツイートが相次いでいる。

「このニュースに絶望している子供たちが全国に何人いるだろう」

 

「父親から娘へ長年に渡る性虐待を認めた上で『抵抗できたはず』と父親が無罪。到底納得出来ない。この娘さんは父親と司法に二度魂を殺された」

 

すみません。この判決、本当におかしくないですか? 狂ってない?」

 

「というか実の娘に性行為を求める時点でどうして犯罪にならないんだろ」

 

「この判決は人間が出したものではない。壊れた機械が出した。あまりのひどさに血が沸騰するほどの怒りを覚える」

 

性的虐待に苦しむ子供を見放すような判決内容に、「絶望した」という声も。

 

■性犯罪事件、司法への絶望感

しらべぇ編集部が全国の20~60代の男女1,344名を対象に「日本は性犯罪に甘いと思うか」意識調査を実施したところ、全体で約9割りもの人が「甘いと思う」と回答した。

相次ぐ卑劣な性犯罪事件への不満や怒りがにじみ出ているかのような結果だ。

思わず言葉を失ってしまうような判決。被害者が受けた心の傷や絶望感は計り知れない…。

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(文/しらべぇ編集部・あまぐりけいこ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2018年8月31日2018年9月3日
対象:全国20代~60代の男女1.344名 (有効回答数)

娘を何度もレイプした父親が「無罪」に 「司法にも魂を殺された…」