高崎パスタやもつ煮込み、登利平の鳥めしに太田焼きそばなど、群馬県には美味しいご当地料理がたくさん。だが、その中でももっとも群馬県民に愛されているグルメといえば、やはり『焼きまんじゅう』だろう。

 

■小学生が焼きまんじゅうの新たな形を提案

焼きまんじゅうを簡単に説明すると、蒸したまんじゅうに甘いみそを塗り炙ったものが一般的で、県内では焼きまんじゅう店も多くみかける。

そんな県民食である焼きまんじゅうの新たなかたちを群馬大付属小学校の児童が考案、前橋市の人気パン店『パン工房シャトア』の協力により商品化されたというので、しらべぇ取材班は店に向かった。

 

■ディップ式のみそソース

店内には新製品のPOPが貼られた、200円のディップ焼きまんが目立つ位置に置いてある。

通常の焼きまんじゅうとおなじく串に刺さっているが、みそソースがディップ式になっており、まんじゅうの中には県産のヤギチーズが仕込まれているようだ。

■パン店の心意気を感じる美味しさ

さっそく購入し食べてみると、みそとヤギチーズの風味が想像以上に合ってかなりウマい! 両方とも味が強い発酵食品なので、どちらかの美味しさが消えることなくそれぞれの良さをより引き立ててくれているのだ。

まんじゅう生地ももっちりしたタイプで、チーズ部分とまんじゅうのみの部分に分かれており、1度で2度美味しい。チーズだけでなく生地の美味しさも味わってもらいたいという、パン店の心意気が表れているウマさである。

 

■サービスエリアなどでも売ってほしい

小学生考案ということで子供向けの味なのかと思いきや、大人でも十分に楽しめる味に仕上がっていたことに驚き。持ち運びにも適しているので、今後サービスエリアなどで売られるとより広がっていくかも?

ド定番の焼きまんじゅうの新たな可能性を見出した『ディップ式焼きまんじゅう』、前橋市に行ったらぜひ食べてほしい新ご当地グルメだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男

群馬県の小学生が考えた『ディップ式焼きまんじゅう』がウマい! 前橋市の人気パン店も協力