バンクーバー・ホワイトキャップスに所属するイラク代表DFアリ・アドナンが、流行りのあのPKを失敗したことでSNS上で笑いものにされているようだ。イギリスデイリー・メール』が伝えている。

レアル・マドリースペイン代表DFセルヒオ・ラモスらを中心に再び流行しているパネンカだが、成功すれば称賛される一方で、失敗すればそれ以上の非難を浴びる可能性がある諸刃の剣だ。そしてその犠牲となったものがアメリカに1人…。

6日に行われたメジャーリーグサッカー(MLS)の西カンファレンスの第6節、ロサンゼルスギャラクシー戦に臨んだバンクーバー・Wは、開始まもなく味方が相手ペナルティエリア内で倒されPKを獲得。そのキッカーを務めたのが、3月にウディネーゼからレンタル加入したアリ・アドナンだ。

アドナンはGKに悟られないよう力強く助走を開始。狙い通りGKは右に飛んでくれたのだが、シュートの威力が弱く虚を突かれたはずのGKに余裕で止められてしまった。

アドナンにとってさらに悪いことに、対戦相手のLAギャラクシーにはPKの名手ズラタン・イブラヒモビッチが在籍。イブラヒモビッチは、先月31日のポートランドティンバース戦で見事にパネンカを決めていた。そのイブラヒモビッチの前で失敗に面目丸潰れだろう。

この失態にSNSでは笑いものに。ある一人が“パネンカタストロフィ(カタストロフィ=大災害)”と絶妙な表現。これがツイッター上で炎上し、アドナンは不特定多数のサッカーファンの嘲笑の的となってしまったようだ。

なお、この試合はイブラヒモビッチの2ゴールでLAギャラクシーが勝利している。

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