中国の李克強副首相は3日から5日にかけて、内モンゴル自治区の包頭市、興安盟を訪れた。中国国際放送局が報じた。
李副首相は「中国は新たな発展の起点に立っているが、社会経済の発展は依然として不均衡である。4億人あまりの都市部住民と9億人あまりの農村部住民の格差のほか、東部と中部・西部の地域格差も大きい。都市部にいながらも、バラック住宅と危険で古びた住宅に住んでいる住民は一億人を超えている」と述べた。
また、「格差を縮小するための複雑さと難しさは世界においてもまれなほどだ。達成には、社会の発展と国民の共同努力がなければならない」と強調した。
李副首相はさらに、「党と政府は終始一貫して住民の生活に関心を寄ている」と語った。(編集担当:村山健二)
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