現在公開中の『映画ドラえもん(https://cho-animedia.jp/tag/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%81%88%E3%82%82%E3%82%93/)
 のび太の月面探査記』から、脚本を担当した小説家辻村深月と、不思議な転校生・ルカ役の皆川純子の対談が「アニメディア4月号」に掲載。超!アニメディアでは、掲載しきれなかった部分を含めたロング版をご紹介する。


――辻村先生は、ご自身が書かれた小説『凍りのくじら』の各章タイトルに、ドラえもんひみつ道具の名前をつけるくらいに『ドラえもん』がお好きだと聞いています。皆川さんが『ドラえもん』に最初に触れたのはいつでしたか?

皆川 やはり幼少期でしたね。いとこがコミックスを全巻持っていて、いとこの家に遊びに行っては、部屋に閉じこもって『ドラえもん』を読むのが楽しみでした。アニメももちろん観ていましたし、じつはキャストが変わるということが決まったときには、ドラえもん役でオーディションも受けさせていただいたんです。オーディション会場で「もしもボックス~!」と言ったのを覚えています。

辻村 今、すごくレアなセリフを聞いた気がします! 皆川さんのドラえもん(笑)アニメレギュラー声優のみなさんは、皆川さんと年代は同じくらいですか?

皆川 そうです。『ドラえもん』のレギュラーになるというのは、プレッシャーもあると思いますが、やはりうらやましさもあります。ただ、みなさん本当にピッタリなんですよね。映画のアフレコレギュラー陣の声を聞きながら、本当に見事だなと改めて感じました。

辻村 声優さんたちの交流というのは、私たちには見えにくいので、同業者としてどう感じていらっしゃるのかが聞けて、感動しています。

皆川 ありがとうございます(笑)。やはり、自分に持っていないものを持っている人はすごいと思うし、うらやましいしとも思いますよ。

辻村 私は製作発表会見のときに、声優のみなさんに初めてお会いしたんです。その段階でみなさんから「ルカ役は誰なんですか?」と聞かれたので、「皆川さんですよ」とお答えしたら、「純子ちゃんなら大丈夫!」みたいな雰囲気になったのがとても印象的だったんです。『映画ドラえもん』の現場は、ゲスト声優の方をまさに“ゲスト”としてお迎えする雰囲気がありますよね。

皆川 もてなしてくれるという感じですね。ゲストが緊張せず、無理せずアフレコができるように気遣ってくださったのは、本当にありがたかったです。

――辻村先生が今回、脚本を担当することになった経緯を教えてください。

辻村 6年くらい前にも一度、お話をいただいていたんです。『ドラえもんファン冥利に尽きるお話なんですけど、無邪気に「いつかやってみたい」と言っていたときと、実際に「やってみてください」と言われたときは全然感覚が違っていて。あまりにも恐れ多かったですし、何より大好きだからこそ仕事として関わってしまうと“好き”なだけではいられなくなるだろうなと思ったんです。脚本は仕上がったけれど「もう『ドラえもん』は見るのも嫌」となってしまったら、人生で失うものが大きすぎる、と。一生ファンでいたいという思いから、そのときはお断りしてしまったんです。一度お断りした以上、一生受けないつもりだったんですが、翌年だったかな、今回一緒に映画を作った八鍬(新之介)監督がリメイクした『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境〜ペコと5人の探検隊〜』(14年)を観て、「この監督とならやってみたい」という気持ちになり。さらに、藤子プロのみなさんがすごく大事に私と関係を続けてきてくださったんです。(原作の)藤子(・F・不二雄)先生の奥さまやお嬢さんたちにお会いできる機会もいただいて。藤子先生って、私にとって神様みたいな存在だったんですけど、ご家族に会って「藤子先生って本当にいらしたんだ」と感じられる場面が多々あって。『映画ドラえもん』って、藤子先生の情熱にはじまり、ほかのスタッフのみなさんの思いや頑張りがあってつながってきたものなんだと実感できたんです。ファンにとっては、『ドラえもん』の映画が春に公開されるのは当たり前、みたいになっていますが、違うんだと。ちょうど同時期に(マンガ家の)むぎわらしんたろう先生が、藤子先生が亡くなったあとに、『大長編ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記』を引き継がれたときの話もうかがって。必死になって最後まで完成させたというお話を聞いて、私がいただいた映画の脚本のオファーも「多くの方がつないできたバトンを、1年、もらってもらえないか」ということなんだと認識が改まって……。次の年に向けて映画をつなげるお手伝いをさせていただけるのであれば、それはすごくうれしいことだと思えるようになったんです。それから、ちょうど今、私の上の子が7歳なんですが、彼と話していたときに、子どもにとっては初期の映画もリメイクされた映画もどちらも“今”のものだという話になったんです。子どもって絵の古さとか技術の違いとか、そういうことで映画を区別していない。ならば、“39本分の1本”の映画として、みなさんに当たり前に観てもらえるものを作ればいいんだという気持ちになって、お受けする覚悟ができました。



――今回の舞台は“月”です。これまで映画では、月が舞台になっていなかったんですね。

辻村 そうなんです。

皆川 意外ですね。

辻村 でも、実際に脚本を書くにあたって、藤子先生が舞台を月にしなかった理由がわかる気がしました。行くには遠いけど、未知というには調べられすぎているんですね。もう裏側まで観測されてしまっているから、行ってみたら文明がありました、というストーリーが通用しないんです。そこで、八鍬監督やスタッフのみなさんと打ち合わせする際に、月の成り立ちや、エスパルがいるとしたらどうやって生まれたのかを現実に沿った形で考えていきました。月に関しては、むぎわら先生たちが映画を作る過程でもずっと舞台の候補にあがっていたそうなんです。けれど、どうしても話が膨らんでいかなかったそうで。だから今回、「僕たちが叶わなかった月面着陸をしてくれてうれしい」と言っていただけて。『映画ドラえもん』の長い歴史の中で、一度だけかもしれない月面着陸を自分ができたのだとしたらとてもうれしいのですが、あと、私は個人的に、皆川さんがルカをやってくださったことも、それと同じくらいうれしかったんです。だって、『映画ドラえもん』のメインゲストキャラクターを演じることって、おそらく一人の声優さんに対して、1回限りだと思うんです。皆川さんのその「1回」をルカにいただいたんだなぁと思うと、「ルカ、よかったね」という気持ちに。この先、脚本を書く人たちは、みんな皆川純子を使えないんだ!って思ったら光栄すぎて眩暈がする(笑)

皆川 とんでもない! こちらこそありがとうございます!

辻村 じつは、私の高校時代からの友人に、熱心な皆川さんのファンがいて。私が作家になる前からの付き合いなので、ほかの人から「辻村深月同級生なんだね」と驚かれたりしても、全然ピンとこなかったらしいんです。彼女に今回皆川さんがゲスト声優なんだと話したら、そこで初めて「すごい!」と思ってくれたみたいで(笑)

皆川 恐縮です(笑)。お友達、すごく面白い方ですね(笑)

辻村 「ルカが超かっこよかったよ」と言ったら、「何回観に行けばいいのかな」って言っていました(笑)。私としては脚本を担当できたことに加えて、そうやって周りの人が喜んでくれることもうれしかったんです。

皆川 そのお話を聞いて、私もすごく幸せです。どうぞよろしくお伝えください。

――そんな“超かっこいい”ルカを演じてみての感想を教えてください。

皆川 お話をいただいたとき、『映画ドラえもん』に出られるということだけですごく舞い上がっていたんです。実際にルカのキャラクターイラストを見せていただいたら、とてもかわいい男の子だということにも気持ちが上がって。でも、脚本を読んだときに感動で涙したと同時に、うれしいがプレッシャーに変わったんです。ルカの寂しさ、優しさ、強さを余すことなく表現してお届けしたいと強く思いました。頑張らなくてはと。ただ、スタッフの方もキャスト陣もすごく気遣ってくださったこともあり、アフレコ当日は私の思うルカを楽しく演じようと思えました。

辻村 そんなことをまったく感じさせない安定感がありました。すごいなぁ。

皆川 ありがとうございます。でもとにかく試行錯誤していたんです。アフレコに入る前に、まず感じたままにセリフを発してみて、そのときのルカの気持ちとして正しいのかと何度も考えて……。たくさんの子どもたちが見ると思うと、どうやったら伝わりやすいのか、ということもすごく考えましたね。ただ最終的には感じたまま、思うままルカを演じさせていただきました。というのも自分で言うのもなんですが、私の声って明るく響かないんですよ(笑)。だから、ルカのように影がある子は、自分的にはしっくりくる部分も多いので、あれこれ考えるのはやめようと。

辻村 たしかに、戦隊モノで言ったら、ルカは青か黒というイメージですよね。

皆川 私の声に色があるとしたら寒色系ですよね。

辻村 アフレコも拝見させていただいたのですが、スタッフのいるエリアでは、ルカがしゃべるたびにうっとりするようなため息が聞こえてきたのが印象的でしたね(笑)。とにかく会う人会う人、ルカが皆川さんだと伝えると「イケメンすぎる! すばらしい!」と語ってくれるので、幸せです。

皆川 そう言っていただけると、すごくうれしいです。

――脚本を書くにあたって、とくに意識されたセリフはありましたか?

辻村 のび太とルカの語らいの部分は気合いが入りました。今回アフレコに最初から最後まで立ち会わせていただいたんですが、それと並行して小説を書いていたんですね。私は、小説を書くことでキャラクターとより密接に向き合う機会をいただけたので、現場で「このセリフは、こうしたほうがもっと伝わるかもしれない」というお話も八鍬監督としたりして。小説版を読んでくれた八鍬監督が、台本ではのび太だけだったラストの語りかけを、「ルカとセリフをわけたい」と言ってくださったんです。小説のなかで、ふたりの気持ちが両方書かれていたことに触発されてそう考えてくださったと聞いて「ああ、書いてよかった」と感じました。

皆川 私もそのセリフをわけてもらったことには、ものすごくしっくりきました。思いのままに悩むことなく言葉が出てきたのを覚えています。

辻村 現場では八鍬監督やスタッフのみなさんのお邪魔になりたくないなと思っていたんですが、たとえば少し尺が余ったときに「ここに入るセリフを考えてくれませんか?」とその場で八鍬監督から頼んでもらえたりと、信頼していただけているのが幸せでしたし、こうしたアフレコに立ち会えたことは、この先の自分の財産にもなるだろうなと感じています。

――先生は、アフレコに立ち会ってみて、何か新しい発見はありましたか?

辻村 声優さんって、セリフを情感豊かに読むことだけがお仕事じゃないんだと思い知りました! 声優さんは、命と、息遣いを吹き込むお仕事なんだと。日常生活だと無言なときでも、アドリブの息づかいをすごく自然に入れていらして……。そうすることで、キャラクターの生きている雰囲気が出る。たとえば、画面に船底だけしか映っていないのに、その船に乗っているキャラクターの息づかいが入ってきたときには、ものすごく感動しました。

皆川 そうなんですね。自分たち的には、乗っているのがわかっているので、比較的当たり前に息を入れていました。それが新鮮に映るというのも、私たちからすると面白いです。

辻村 アフレコを見せていただいて、アニメはたくさんのプロの大人の本気で出来ているんだって感じることができました。本気の大人たちってすごくかっこいいし、その本気はきっと世代を超えて子どもたちにも伝わるだろうなと。

――映画で観てほしいポイントは?

皆川 私は、のび太たちが、それぞれに思いを抱えたまま、ルカたちを助けに行くシーンがたまらなく好きです。

辻村 ペロ(しずかの家のイヌ)がきてくれたりして、ぐっときますよね。

皆川 そうなんです! それから、ルカがどこでもドアを締めてみんなを助けるシーンも好きです。子どもたちの友達を思う「覚悟」にグッときますね。

辻村 私は、のび太とルカが仲よくなっていく過程をぜひ観てほしいです。『ドラえもん』の映画って、いわゆるセオリーがあるだろうと、出会ったばかりの友達のために命をかけるのは当たり前だという感覚で脚本を書いていたら、八鍬監督から「なんで、のび太たちはルカのために命をかけるんですか」と理由を深く聞かれて……。「のび太たちならやるよ」と思うけど、それじゃダメなんですよね。「友達だから」と答えれば「友情って、なんですか」とまた問われ……八鍬監督は、どんな編集者より厳しかったですね(笑)。でも、そう言われたことで、私も、のび太とルカの関係や友達の定義をしっかりと考えますし、その結果が完成した物語ですから、とくにふたりの関係はチェックしてほしいですね。あと、クライマックスがかっこいいです。みんなが持てる力を一生懸命に使って戦うところは、書いた私も「頑張れ!」って思っちゃう。

――皆川さんは、のび太とルカの関係を、どう捉えて演じましたか?

皆川 ルカは、じつは心に辛い思いを抱えていて、のび太の「月にはウサギがいる!」というかわいいひと言にすごく救われただろうなと。

辻村 八鍬監督に「ルカが出木杉くんではなく、のび太を頼ったのはどうしてか」と聞かれたんです。その答えがきっと “想像力”だと思うんです。信じる力、と言ってもいいのかな。書いていくうちに「想像力の大切さ」こそがこの作品のテーマだとも思えるようになって。八鍬監督からもそんな話がありました。絵コンテの表紙に、八鍬監督からスタッフの方々へ向けて「今回のテーマは想像力の大切さです」「子どもたちに大人の想像力を見せつけてやりましょう」と書いてあった時には「心の友よ!」みたいな気持ちになって(笑)。感動しました。

――物語のベースになっているのは、原作の「異説クラブメンバーズバッジ」というひみつ道具ですね。

辻村 月を舞台にすることが決まって、じゃあどうやって行くか、という話になったところで、八鍬監督から「異説クラブメンバーズバッジはどうでしょうか」という話があったんです。原作では地底に行くお話ですが、それを月に変更した形ですね。

――のび太が最初にちょっと怖い地底人を作ってしまって、その後かわいい地底人を作るなど、途中までのエピソードは原作通りです。

辻村 私としては、映画を観たら原作に戻ってほしいという気持ちがあるんです。元になった話もチェックしてほしいという思いも強くて、月に向かうまでのエピソードは、ほぼ原作通りにしました。異説クラブメンバーズバッジが収録されている、てんとう虫コミックスドラえもん」23巻には、「ぼくよりダメなやつがきた」という転校生のお話もあるので、今回のルカが転校生というつながりで原作を読んでもらえたらうれしいとか、とにかく原作がおもしろいんです。大人の中にも懐かしく思う方が多いと思います。

――お医者さんカバンや、わすれろ草など、『ドラえもんファンになじみの深いひみつ道具がたくさん登場するのも、観ていて楽しいです。

辻村 わすれろ草と異説クラブメンバーズバッジの話は、それぞれコミックスの表紙に描かれているんです。だからきっと記憶に残っている人も多いと思いますし、読み返す時も目印になると思います。

――個人的には、のび太が「オシシ仮面」について叫んでいたのが印象的でした。

辻村 オシシ仮面って、原作「あやうし!ライオン仮面」に登場する漫画家フニャコフニャ夫さんが描く漫画「ライオン仮面」に登場するキャラクターなんですよねライオン仮面ピンチにやってきて、自分もピンチなるみたいな(笑)。原作だと『オシシ仮面』はコミックスになっていないんですが、『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』で、『オシシ仮面』のコミックスが登場するシーンもあるので、これはスピンオフが実現したんだな、思いました(笑)

――では、最後に読者にメッセージを。

皆川 アニメディアさんにはいつもお世話になっております(笑)。今回の『映画ドラえもん』は、辻村先生が脚本を担当されたということもあり、期待値も高いと思いますが、裏切ることない素敵な作品になっています。子どもたちの純粋な思いにハッとさせられますよ。ぜひ劇場に行ってみてください。きっとハマって歴代の作品も観たくなると思います。

辻村 『ドラえもん』の映画って、地底や海底など、のび太たちが行った場所のことを私たちも映画を通じて身近に感じられるようになるのがすごいことだと思います。「もしかしたらそこにはまだ出会っていない友達がいるかも知れない」と思えるような、「未知」の世界への夢を持たせてくれる魅力がある。映画を観終わったあとに、みなさんが月の裏側にルカたちがいるかもしれないと思えたり、ルカや月と友達になったような感覚になってくださったりしたら、そこが『映画ドラえもん』のゴール地点だと思っています。それから、皆川さんのファンの方にはぜひリピートしていただきたいです。

皆川 お願いします(笑)ファンの方以外の方もぜひ!(笑)

辻村 (映画を)一度観終わってから、もう一度観ると、伏線に気づいたり、何気なく聞いていたセリフの意味が変わってくると思います。ミステリー作家なので、そこはがんばりました(笑)。あと、スペースカートに乗っているときのルカの「なんか楽しいな」というセリフは、すごく素敵なので絶対に聞いてください! このひと言のうしろに、ルカが背負ってきたものの全部が見えました。

皆川 あのシーンは、これまでずっと気を張り続けていたであろうルカが、“本当に楽しい”と思えた気持ちを表現したので、そう言っていただけるとすごくうれしいです。



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取材・文/野下奈生(アイプランニング)

PROFILE
【つじむら・みづき2月29日生まれ。小説家2004年に『冷たい校舎の時は止まる』でデビュー。『鍵のない夢を見る』(文春文庫)で第147直木賞を受賞、『かがみの孤城』(ポプラ社)で第15回本屋大賞第1位を獲得など受賞歴多数。
【みながわ・じゅんこ】11月22日生まれ。茨城県出身。東京俳優生活協同組合所属。

〈『 映画ドラえもん のび太の月面探査記』情報〉
公開中

あらすじ
直木賞作家・辻村深月が描く、
新たな映画ドラえもん

謎の転校生、そして月の裏側に
隠された真実とは…!?

月面探査機が捉えた白い影が大ニュースに。のび太はそれを「月のウサギだ!」と主張するが、みんなから笑われてしまう…。
そこでドラえもんひみつ道具異説クラブメンバーズバッジ>を使って月の裏側にウサギ王国を作ることに。
そんなある日、不思議な少年・ルカが転校してきて、のび太たちと一緒にウサギ王国に行くことに。そこでのび太は偶然エスパルという不思議な力を持った子どもたちと出会う。
すっかり仲良くなったドラえもんたちとエスパルの前に謎の宇宙船が現れる。エスパルはみんな捕えられ、ドラえもんたちを助けるためにルカも捕まってしまう!
はたしてのび太たちはルカを助けることができるのか!?

映画ドラえもん のび太の月面探査記』公式サイト
 https://doraeiga.com/2019/

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