レアル・マドリーが、チェルシーのスペイン代表GKケパ・アリサバラガ(24)にオファーを準備しているようだ。イギリス『チームトーク』が伝えている。

昨年夏にビルバオから加入したケパ。ベルギー代表GKティボー・クルトワのマドリー移籍に伴い、GK史上最高額の7100万ポンド(約103億円)という大型移籍でチェルシー入りした。

今季はここまで公式戦44試合に出場。安定したセービング、ショットストップ、さらには足元の技術も兼ね備え、瞬く間にプレミアリーグにフィットした。

マドリーでは、現在GKの去就が注目されている。前述のように、昨夏にクルトワを獲得したものの、ジネディーヌ・ジダン監督は満足していないようで、さらにコスタリカ代表GKケイロル・ナバスという世界レベルのGKが2人もいるにも関わらず、スペイン代表GKダビド・デ・ヘアをマンチェスター・ユナイテッドから獲得しようとしている。

デ・ヘアはマドリーのナンバーワンターゲットと見られているが、残留に尽力するユナイテッドを説得することは難しく、できたとしても莫大な移籍金と年俸が必要になる。

そのため、より安価な同胞であるケパに注目。伝えられるところによると、マドリーは5000万ポンド(約72億円)の移籍金で獲得を試みるようだ。

ケパに関しては、2月24日に行われたEFLカップ決勝のマンチェスター・シティ戦で、延長後半に負傷したことでマウリツィオ・サッリ監督が交代を命じたところ、交代の必要はないと判断した同選手が拒否したことで、大きな問題となっていた。

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