PC版PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」の日本公式リーグPUBG JAPAN SERIESSeason2 Grade1(1部リーグ)の最終戦となるDay6が2019年4月6日に開催された。

 まずはDay5終了時点の振り返りから。Season2の総合1位はTeam RAYZEで5日間合計166ポイント,2位はBLUE BEESで155ポイント,3位はV3 FOXで154ポイント,4位はSCARZとSunSister Suicider'sが151ポイントで並んでいる。1位から4位までのポイント差はわずか15ポイントで,1試合ごとに順位が変動する可能性がある僅差だ。

 Phase2のみの成績ではTeam RAYZEが49キル78ポイントで1位に,Day4を制したSCARZが48キル73ポイントでその後を追う。一方,Phase1で1位を獲得したV3 FOXは24キル44ポイントで9位と低迷,BLUE BEESは31キル56ポイントで5位,SunSister Suicider'sは36キル54ポイントで6位と,少々苦しんでいる。

 Season2の総合優勝チームイギリスロンドンにて4月16日から開催予定の国際大会「FACEIT Global Summit: PUBG Classic」への出場権と,賞金25万円を得る。
 この日,激戦に次ぐ激戦が繰り広げられ,本当に最後の瞬間までどのチームが総合優勝を手にするのか分からない展開となった。これまでのPJSの歴史の中で最も熱い1日となったDay6の模様を振り返っていこう。


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出場チーム一覧(S2 Phase1ランク順)
・V3 FOX
BLUE BEES
SunSister Suicider's
Team RAYZE
・Lag Gaming
・DetonatioN Gaming White
SCARZ
・Crest Gaming Xanadu
JUPITER NOVA
・野良連合Grim Reaper
・USG Blanc


G2から昇格
・Crest Gaming Rapid
・USG Folklore
・AzG Stylish Diva
SCARZ 2nd



ムービー(※4Gamerへジャンプします)


■ROUND9 - ミラマー

 Day6の初戦となるROUND9は,Crest Gaming Xanaduドン勝をもぎ取った。最終盤,Rascal Jesterが4人,BLUE BEESが3人,Crest Gaming Xanaduが2人という状況となったが,Rascal JesterBLUE BEESがお互いにぶつかり,Crest Gaming Xanaduにとってこの上ない展開だ。
 最終的にRio01選手,Pureboy選手の2名が生存していたCrest Gaming Xanaduに対し,BLUE BEESはBrazilian選手のみとなる。Rio01選手がBrazilian選手を討ち取り,勝利を手にした。




Crest Gaming Xanadu
Rio01選手:Twitch
Aries選手:Twitch
Kurad選手:YouTube
Pureboy選手:Twitch


ROUND9写真集


■ROUND10 - ミラマー

 Season2最後のミラマー戦となるROUND10で,ドン勝を獲得したのはRascal Jesterだ。最終盤は4名生存で迎えたRascal Jesterと,3名生存のLAG Gamingの一騎打ちとなった。Rascal Jesterkendesu選手がLAG GamingのMUSHAMARU選手を討ち取り,4対2に。最後は手りゅう弾の投げ合いとなったが,人数で有利な状況を作り上げたRascal Jesterが徐々に詰めていき勝利した。




Rascal Jester
SeaKingJAWS選手:Twitch
Wesker選手:Twitch
kendesu選手:Twitch
Maron選手:Twitch


ROUND10写真集


■ROUND11 - エランゲル

 泣いても笑っても残り2戦,重要なROUND11を制し,ドン勝を取ったのはCrest Gaming Xanaduとなった。この試合のCrest Gaming Xanaduは序盤からその判断が光っていた。航路によって降下地点を変えているのだが,この試合で降下した「Sasnocka Island」(通称,ミリべ島)が安全地帯に選ばれる。
 そのまま4人生存で最終盤を迎え,LAG Gamingが2名,USG Folkloreが2名の4対2対2という状況となる。Crest Gaming Xanaduは広く展開し,4人中3人を討ち取り,見事勝利した。




Crest Gaming Xanadu
Rio01選手:Twitch
Aries選手:Twitch
Kurad選手:YouTube
Pureboy選手:Twitch


ROUND11写真集


■ROUND12 - エランゲル

 この日の試合はいつにも増して波乱の展開だ。ROUND9〜11で上位チームが勝ちきれず,総合優勝は最終戦まで分からない状況となった。このROUND12の結果次第で総合優勝が決まる。
 そしてこの試合でドン勝に輝いたのはBLUE BEESとなった。最終盤,BLUE BEESと相対したのはCrest Gaming Xanaduだ。互いに4人生存という状況だったが,BLUE BEESが慎重に歩を進め,Brazilian選手がCrest Gaming Xanadukurad選手を先制で討ち取る。さらに1人で潜んでいた野良連合Grim ReaperのL4svegas選手がPureboy選手を討ち取り,4対2対1という状況となった。
 L4svegas選手がパルスで倒れ,有利な状況となったBLUE BEESはCrest Gaming Xanaduに対し,慎重に展開していく。焦りを抑え込み,冷静に展開してCrest Gaming Xanaduを包囲し,そのまま一人も欠けることなく勝ち切った。




BLUE BEES
Liavely選手:YouTube
kr10選手:Twitch
sssat0選手:Twitch
Brazilian選手:Twitch


ROUND12写真集


■総合優勝はBLUE BEES


 Season2の総合優勝はBLUE BEESが勝ち取った。2位のTeam RAYZEとは4ポイント,3位のCrest Gaming Xanaduとは11ポイント差という僅差だ。もし最後の試合でCrest Gaming Xanaduドン勝していれば,彼らが優勝の栄冠を勝ち取っていただろう。それほどの僅差だった。
 そしてその場面で焦る気持ちを抑え,勝ちきったBLUE BEESの実力は確かなものだ。最後の試合で犠牲覚悟の索敵をしようとした仲間に対し,sssat0選手が言い放った「絶対勝てるから4枚残せ!」という言葉は印象的で,記憶に残っている。Brazilian選手は試合が終わるたびに「今日の試合は疲れる」とこぼしており,それほど神経をすり減らす戦いだったことがうかがえる。
 イギリスロンドンにて4月16日から開催される国際大会「FACEIT Global Summit: PUBG Classic」で,日本代表としてその力を見せつけてほしい。


 Phase2の1位になったのは凄まじい追い上げを見せたCrest Gaming Xanaduだ。この日だけで38キル64ポイントを獲得。一気にSeason2総合優勝争いの場面まで登ったが,惜しくも一歩届かなかった。
 Phase2,Season2順位共に2位で終わったTeam RAYZE。粘り強さを見せていたが,わずか6ポイント差で総合優勝を逃した。どのチームにも言えることだが,僅差で負ける悔しさは筆舌にし難いものだろう。その悔しさをバネに次のSeasonの活躍に期待したい。
 Phase1で1位だったV3 FOXは惜しくも4位で終わった。Phase2は全体的に苦しい戦いとなったが,Day6は何とか食らいついた。「あの時ああしていれば」という後悔の残る試合だったかもしれないが,この経験を次のSeasonの糧にしてほしい。


 そしてCrest Gaming Rapid,AzG Stylish DivaSCARZ 2nd,USG Blancの4チームが降格となった。4チーム中3チームがPhase2から昇格したチームで,やはりGrade1の壁は高かったということだろうか。とはいえ,Grade1の空気に慣れてきたのか,Day6では光る活躍を見せるチームも少なくなかった。この経験は,Grade2の戦いの中できっと生きることだろう。

 本当にどのチームが勝ってもおかしくないSeasonで,見ているほうとしては非常に見ごたえのある試合だった。Phase1と2ではガラリと上位陣が変わり,戦術・戦略の変化が凄まじいスピードで起こっているのを感じる。次はどんな試合を見せてくれるのか,Season3が楽しみだ。


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「PUBG JAPAN SERIES」Season2 Grade1 Day6レポート。激戦の末,BLUE BEESがロンドン行きのチケットを勝ち取る