2019年3月某日、「FABRIC TOKYO(ファブリック トウキョウ)」にお邪魔してスーツのカスタムオーダーをさせていただいた。あれから約1ヵ月が経ち、ついに完成品が到着したので早速試着することに。結論から言えば、これまで着てきたスーツでは得られなかった着心地の良さや満足感が待っていた。

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オーダースーツを作る最大のメリットは、自分の身体の特徴に合わせてカスタムできること。筆者の場合、上半身は肩幅が広いのに胸板が薄く、下半身は太ももが太いため、どうしても既成のスーツではフィットするものがないという悩みを抱えていた。

そうしたポイントを押さえた上で採寸して出来上がったのが、今回のスーツ。実際に着てみると、肩周りの圧迫感はなく非常に動きやすい。またスーツのシルエットによるものだろうか、胸板の薄さもカバーされているように感じた。

そして大根を通り越して丸太のような太い足でも、今回のパンツは見事にぴったり。少しゆとりを持たせてほしいという意見もしっかりと取り入れられており、長時間履いていても疲れにくい仕上がりになっていた。

縫製を日本の工場で行っていることもあり、細部の美しさは完璧。全体の印象を引き締めるのに、一役買ってくれている。まだ製品が届いたばかりなので耐久性については言及できないが、糸がほつれてしまう心配もなさそうだ。

足元のクッションはちょうどいいボリューム。

シャツを着たときの、袖の丈感もばっちりだ。

今回はサイズに問題がなかったため利用しなかったが、「FABRIC TOKYO」ではお直しや作り直しのサービスが受けられる「なんでもサポート」が用意されている。サイズだけでなく、着てみたらイメージが違ったという場合でも、2ヵ月以内なら無料で対応してくれるということ。ひとつの安心材料として覚えておきたい。

今回初めてのオーダースーツ作りを体験したが、予約から採寸、到着までいたってスムーズで初心者でも簡単に行えた。しかも到着したスーツは、今まで着てきたものとは別次元のフィット感。仕事用だけでなく、結婚式やちょっとしたパーティー用などシチュエーションに応じたスーツを作りたくなる。

「新年度が始まったことだしスーツを新調したいな」、「夏用のスーツをそろそろ作っておくか」なんてお考えの人は、ぜひ「FABRIC TOKYO」をお試しあれ。

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FABRIC TOKYO

textコバヤシユウタ(編集部)
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掲載:M-ON! Press