プレミアリーグ第33節のチェルシーvsウェストハムが8日にスタンフォードブリッジで行われ、2-0でチェルシーが勝利した。

ミッドウィークに行われたプレミアリーグ第27節延期分のブライトン&・ホーヴ・アルビオ戦を3-0で快勝した5位チェルシー(勝ち点63)は、その試合から先発を2人変更。ジルーとA・クリステンセンに代えてイグアインとリュディガーを先発で起用した

一方、前節のエバートン戦を0-2で完敗した11位ウェストハム(勝ち点42)は、その試合からスタメンを5人変更。エルナンデスやアルナウトビッチ、ライスらが先発に名を連ねた。

立ち上がりから地力に勝るチェルシーが押し込む展開で推移すると、24分に決定機。ロフタス=チークからのパスをバイタルエリア手前で受けたアザールがドリブルで中央突破を試みると、ボックス手前のウェストハムDFをダブルタッチで抜き去り、ゴール右隅にシュートを流し込んだ。

先制したチェルシーは、26分にもアザールのロングパスで相手DFの裏に抜け出したイグアインがゴールエリア左横から左足でシュートを放ったが、これはGKファビアンスキの好セーブに阻まれる。

ハーフタイムにかけても押し込む流れが続くチェルシーは43分、ボックス右でボールキープしたハドソン=オドイの落としからカンテがクロスを供給。ゴール前のイグアインが胸トラップからボレーシュートで狙ったが、シュートは相手DFに当たり枠の右に外れた。

迎えた後半、1点を追うウェストハムはエルナンデスを下げてスコットグラスを投入。すると54分、フェリペ・アンデルソンのロングパスをボックス右深くで受けたアルナウトビッチがマイナスの折り返しを供給。これを走り込んだランシーニがダイレクトで合わせたが、シュートはGKケパの好セーブに防がれた。

追加点が遠いチェルシーは、70分にロフタス=チークを下げてバークリーを投入。さらに76分にイグアインを下げてジルー、85分にはハドソン=オドイを下げてペドロをピッチに送り出した。すると90分、チェルシーに追加点が生まれる。

ペドロの左クロスのクリアボールをボックス左手前で拾ったバークリーが、丁寧なクロスをボックス右へ送ると、これをフリーで受けたアザールが冷静にゴール左隅へシュートを流し込んだ。

結局、試合はそのまま2-0で終了。アザールの2ゴールでリーグ戦3連勝を飾ったチェルシーが、暫定3位に浮上した。

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