和楽器バンド4月13日(土)に出雲大社東神苑特設ステージで『和楽器バンド 5th Anniversary PREMIUM LIVE in 出雲大社』を開催する。バンドのオフィシャルサイトでは「この度、出雲大社の60年に1度の御遷宮の完遂のお祝いと、和楽器バンドデビュー5周年のお祝いとして、出雲大社での御奉納公演のご縁をいただき…」と実現に至った経緯を説明しており、ボーカルの鈴華ゆう子は「急きょ決定したことから本当にお受けできるのか最初は不安もあったのですが。いつも共に作り上げるスタッフチーム40名以上全員のスケジュールがリハーサル含めバッチリと合い、これはお導き下さったと確信をしました。やるしかないという強い決心の元、発表させて頂きました」と意気込みを語った。

鈴華ゆう子は東京音楽大学音楽学部音楽科器楽(ピアノ)専攻卒業の実績を持つピアノ奏者であり、一方では数々の吟詠コンクールで優勝経験のある詩吟師範として知られる。

そんな鈴華ゆう子4月1日、自身のTwitterで「決めた」と切り出して『和楽器バンド出雲大社奉納公演』にて和歌を奉納する意志を明かした。

さらに「皆さんの前で和歌を吟ずるのは初めてかもですね。日本最初の和歌といわれているスサノオミコトクシナダヒメを妻に迎えた時のうた」とつぶやき「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠めに 八重垣つくる その八重垣を」の和歌を紹介したところ、フォロワーから大きな反響があった。

ゆう子さんの和歌楽しみに参戦させてもらいます!」、「吟じるのは漢詩ばかりだと思ってました」、「レアですね 古事記日本書紀に出て来ますね。どんな風になるんだろう」、「なんか凄そう」、「和歌でも吟じることが出来るんですねワクワクします♪」などのコメントが寄せられている。

それを受けて鈴華ゆう子は7日に「詩吟は主に漢詩を歌うもので、過去みんなの前でやってきたのは全て漢詩。実は俳句や和歌も歌うのです」と補足すると、次の投稿では「ロックバンドのボーカルが、出雲大社で和歌歌うって、和楽器バンドをよく知らない人にとっては、わけわからないよね」とファン以外にも配慮を見せた。

1日にはバンドのリハーサルで「最高だった」と手応えを感じていた鈴華ゆう子。「みんなでさ、楽しい時代を作ってこう。悲しい事もあったりするけど、私が全部明るい気持ちに変えてあげるよ。ライブ楽しみじゃない?」と呼びかけており、13日の奉納公演に向けて期待が高まるばかりだ。

画像は『鈴華ゆう子 2019年3月1日付Instagram「さいたまスーパーアリーナのお写真いただいた!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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