乃木坂46の1期生・高山一実(25)と3期生・与田祐希(18)が4月4日放送の『秘密のケンミンSHOW 春が来た!秘密も満開!平成最後の大カミングアウトSP!!』(読売テレビ日本テレビ系)に出演した。なかでも与田祐希は、群馬県民の真実をテーマに追った『「上毛かるた」競技県大会』についてのコメントで周囲を唸らせ、久本雅美に「レベルが高い」と感心されるなど見せ場を作って爪痕を残した。

高山一実与田祐希の2人は、同番組初登場のため自己紹介からのスタートとなった。千葉県民の高山は「南房総市の観光大使も務めていて、絶景ポイントがたくさんあり、東京湾越しに見える富士山がすごく素敵なのでおすすめです」とアピール。福岡県民の与田も「福岡市志賀島の出身で、以前番組でも紹介された『むっちゃん万十』は父がすごい大好きでよく買ってきてくれました」と子ども時代の思い出を織り交ぜながら地元愛を語った。

はじめのテーマ「石川県回転寿司は超ハイレベル?」で高山一実は「1人回転寿司によく行く」ほど回転寿司が大好きと明かし、石川県のVTRで香箱かに汁を見ると「身が詰まっていてびっくりしました! 1時間ぐらいずっとかじっていたい」と熱く語る。スタジオの大試食会ではその高山が「人生で初めてのど黒を食べました。こんなにおいしんですね、本当に感謝をしたいと思います」と堪能すれば、与田も「シャリが小さくてネタが大きいって、ダイエットとか多感な時期でも食べられるかな。罪悪感なくいっぱい食べちゃいそうだなって…」と順調な滑り出しでMCの久本雅美を「アイドルだもん! 分かる分かる」と頷かせた。

そんな2人の横で、愛知県民のMr.シャチホコが赤西貝の握り寿司を絶賛した後に「ちょっとごめんなさいね。君らはそもそも何をされてる方なの?」と和田アキ子を真似たお決まりのボケで高山と与田をいじり、笑いを取った。

次のテーマ「群馬県民の真実 上毛かるたの謎に迫る」では、2019年2月9日前橋市・ぐんま武道館で開催された『第72回「上毛かるた」競技県大会』を追う。群馬県民は子どもの時から「上毛かるた」を覚えており、街角でインタビューするとかるたの取り札にある一文字から老若男女誰もが読み札の歌を諳んじるほどだ。地区ごとの大会(約9万人)で選ばれた小学生・中学生が、市・郡の大会を勝ち抜いて県大会(約300人)で熱戦を繰り広げる様は映画『ちはやふる』を思わせる。同大会で敗れ涙する子どもや保護者たちの姿に、VTRを見た司会のみのもんた群馬県民の中山秀征も目を潤ませていた。

埼玉県民の土田晃之は「最初はちょっと小馬鹿にしてたけど、子どもたちがあんなに一生懸命にやってすごい良い文化だと思う。我が県のこともいろいろ学べるし、あれだけ熱中してできることは素晴らしい」と考えを改めた様子だ。大阪府民のケンドーコバヤシも、温泉に入る裸の女性が描かれた取り札について「四万温泉の札取ったら『エッチ』って言われるのに感動しました! 僕なんかはこういうのを取って人気を得ていこうとしたでしょうからね」と笑わせた。

出演者一同がかるたへの認識を新たにする中で、与田祐希が「私自身も周りの友達もなかなか『よし、かるたしよう』ってなることがなくてテレビゲームとかスマホばっかりになってたので、お互い人と人が向き合って熱い戦いができるってすごい素晴らしい」と切り出した。

この与田の言葉には共演者たちからも「素晴らしいこと言うね」という声があがり、久本雅美も「乃木坂46は社会に対する見方がレベル高いね」と評し、与田と高山を大いに照れさせたのであった。

高山一実はこれまでにも『ダウンタウンDX』や『踊る!さんま御殿!!』など数々のバラエティ番組に出演しているが、与田祐希にとって全国区の大型バラエティ番組で爪痕を残せたのは大きな成果だろう。

画像は『乃木坂46 2019年4月4日付Twitter「21:00~ 日本テレビ系「カミングアウトバラエティ!! 秘密のケンミンSHOW」に高山一実与田祐希が出演します。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

海外セレブ・芸能のオンリーワンニュースならテックインサイト