【香港 2019年4月9日】アクティビティ＆サービスに特化した世界をリードする旅行予約プラットフォーム「Klook（クルック）」は本日、投資ラウンドシリーズD+で2億2,500万米ドルを調達したことを発表した。今回の資金調達により、シリーズDラウンドの累計総額は4億2,500万米ドルになる。本ラウンドはソフトバンク・ビジョン・ファンドが主導し、セコイア・キャピタル（Sequoia Capital）、マトリックス・パートナーズ（Matrix Partners）、TCV、アワクラウド（OurCrowd）等を含む既存投資家が参加した。この資金調達総額はアクティビティやサービスを扱う旅行業界において世界最高を記録した。
今回調達した資金をもとに、Klookはオペレーション拠点のグローバル展開を推し進めるとともに、アジアの既存市場の拡大を継続していく。日本はKlookにとって最重要マーケットのひとつでもあり、ソフトバンクグループの本拠地でもある。2020年の東京オリンピックに先駆けて、Klookは日本市場への投資を強化していくとし、インバウンドとアウトバウンドの双方のニーズに応えられるよう、他都市や地域へ進出する構えだ。
Klook共同創業者兼CEOの林照圍（英語名：イーサン・リン）は「弊社では、その国や地域ならではの体験を世界中の旅行者に届けることで、世界のつながりを強めていくことをビジョンに掲げている」と説明。
また、Klook共同創業者兼COOの王志豪（英語名：エリック・ノック・ファー）は「今回の資金獲得は、弊社チームが世界一とも言える旅行向けワンストップサービスのアプリを作り上げてきた証である」と付け加えた。
Klookは引き続きモバイルファーストの戦略で成功を狙う。2018年には、モバイル端末経由の予約数が3倍に増加（予約数全体の75％以上を占める）。急速なグローバル展開とサービス拡充の推進も相まって、Klookは3ケタ成長の予約数で今後もこの力強い勢いを維持することが見込まれる。
ソフトバンク・インベストメント・アドバイザーズのパートナーを務めるリディア・ジェット氏は次のように述べた。「Klookは旅行商品やサービスを取り扱う業界においてモバイルファーストを最優先してきたリーダーであることは間違いない。同社は異なる国や文化で事業の拡大を図ることで大きな成功をおさめてきた。世界旅行業における彼らのさらなるイノベーションの推進を支援できることを光栄に思う。」
【Klookについて】
2014年に設立したKlook（クルック）は、アクティビティ＆サービスに特化した世界を代表する旅行予約プラットフォームです。世界各国の人気アトラクション、ツアー、移動手段、ご当地グルメ、ユニークな旅行体験など、ウェブサイトと受賞歴を誇るアプリ（Google Play＆Apple App Soreが選ぶ「ベストオブイヤー」を連続受賞）からシームレスに検索・予約することができます。いつでもどこでも思い立ったときに予約ができ、QRコードやEバウチャーを見せるだけで利用できる手軽さは、イノベーティブな技術を駆使したKlookだからこそ実現できるサービスです。270か所以上の旅行先に100,000を超えるラインナップを取り揃え、旅行者一人ひとりのオリジナルな旅づくりをサポートしています。
世界各地20か所の拠点で1,000名以上の社員が活躍するKlookでは、9言語と41種類の表示通貨に対応しています。これまでにセコイア・キャピタル（Sequoia Capital）、ソフトバンク・ビジョン・ファンド（Softbank Vision Fund）、マトリックス・パートナーズ（Matrix Partners）、ゴールドマン・サックス（Goldman Sachs）、TCVを含む世界トップクラスの投資者から総額5億2,000万米ドルを超える資金を調達しています。
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【出資者に関する詳細情報】
ソフトバンク・ビジョン・ファンド：https://visionfund.com/
セコイア・キャピタル：https://www.sequoiacap.com/china/en/
マトリックス・パートナーズ：https://www.matrixpartners.com.cn
TCV：https://www.tcv.com/
アワクラウド：https://www.ourcrowd.com/
配信元企業：KLOOK Travel Technology 合同会社
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