webサイト「ザテレビジョン」では、4月8日の「視聴熱(※)」ドラマ デイリーランキングを発表した。

【写真を見る】公式Twitterで西島秀俊演じる史朗のスマホ届いた女性からのメッセージに内野聖陽演じる賢二が不安になる第2話の予告30秒バージョンが公開された「きのう何食べた?」が1位

1位「きのう何食べた?」(毎週金曜夜0:12-0:52ほか、テレビ東京系)17164pt

同性カップルのほろ苦くもあたたかい毎日と、日々の食卓を描いたよしながふみによる大人気漫画を、西島秀俊内野聖陽のW主演でドラマ化。スタート前からビジュアルや特報の公開で大きな注目を集めていたが、4月5日第1話が放送されると、Twitterの世界トレンド1位になる盛り上がりを見せた。

放送エリア外の視聴者などは、テレビ東京動画配信サービス「ネットもテレ東」や民放テレビ局が連携した公式テレビポータルサイト「Tver」などで見逃し配信をチェック。その影響もあり、視聴熱でも放送日以来、高ポイントを獲得したまま4日連続で1位になる反響が続いている。

街の小さな法律事務所で働く弁護士・史朗(西島)と、その恋人で美容師の賢二(内野聖陽)。第1話では、同性愛者であることをオープンにする賢二が常連客に恋人である自分のことも話していることが判明。職場でもカミングアウトせず、偏見を持たれたくない史朗は激怒する。

「出ていけ」とまで言われた賢二は、「うちの店の店長は、お客さんに自分の奥さんや子どもの話をするよ。なんで俺だけ、自分と一緒に住んでいる人の話を誰にもしちゃいけないの?」と泣き出してしまう。そんな賢二の思いに、涙した視聴者も多かった。

公式Twitterでは、8日に12日(金)放送の第2話の予告30秒バージョンが公開。史朗のスマホに女性からメッセージが届き、賢二が不安に…。

2位「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)14359pt

レントゲンやCTで患者の病、ケガの根源を見つけ出す放射線科を舞台にした窪田正孝主演ドラマが4月8日にスタート。初回は30分拡大で放送された。

「写真には必ず真実が映る」と信じている放射線技師・唯織(窪田)は、ずっと思いを寄せている幼なじみの杏(本田翼)が放射線科医として勤務する病院に採用される。だが、22年会っていなかった杏は唯織のことをまったく覚えていなかった。

そんな折、唯織が前夜に河川敷で会った写真家・菊島(イッセー尾形)が搬送されてくる。頭痛を訴える菊島の頭部MRI検査を行うと、画像の左上が黒く抜けて欠損していた。放射線技師としてアメリカで最も権威ある放射線科医から才能を認められている唯織は、普段は目には見えない“位相画像”を用いて原因を見つけ出した。

放射線科という縁の下の力持ちともいうべき人々にスポットを当てた本作。杏に忘れられてしまっていた唯織は、よろめいて思わず抱きついてしまったり、お尻をムギュッとつかんでしまったりと失態する場面も。天才的な才能を持つ一方で、クスっと笑える唯織を演じた窪田にSNSには「可愛い」の声があふれた。

今後は、新人放射線技師・裕乃(広瀬アリス)、放射線技師長・小野寺(遠藤憲一)ら、放射線技師チームとのやりとりにも期待が高まっている。

3位「なつぞら」(毎週月~土曜朝8:00-8:15、NHK総合)5864pt

4月8日に第7話を放送。ある朝、兄の咲太郎(渡邉蒼)がいる東京に戻る決心をしたなつは、柴田家を出て帯広に向かう。一文無しのなつは、東京で“浮浪児”だった時を思い出し、闇市で靴磨きをしてお金を稼ごうとする。

その頃、なつがいないことに気付き、探していた剛男(藤木直人)ら柴田家の面々も帯広までやって来て、泰樹(草刈正雄)のなじみの店「菓子屋 雪月」を訪れる。

なつが兄妹で力を合わせながら東京・上野で生きていたころの回想シーンも挟み込まれた。そこで咲太郎がお金を得る手段のひとつとして披露したタップダンスが「上手い」と話題に。

公式Twitterでは、「ダンスの経験はあったけど、タップダンスは初めてだったそうです。たくさん練習をし、本番では軽やかなステップを披露してくれました」と明かされた。

webサイト「ザテレビジョン」の「視聴熱」ページでは、4~10位のランキングやバラエティーランキング、またウィークリーランキングも発表している。

※SNSや独自調査を集計した、今熱い番組を計る新指標(ザテレビジョン

4月8日の「視聴熱」デイリーランキング・ドラマ部門は、西島秀俊と内野聖陽がW主演を務める「きのう何食べた?」がランクイン