●2012年に尋常性乾癬を発症した音楽クリエイター ヒャダイン氏が、患者さんの「夢ツイート」を基に、作詞作曲
●2018年10月29日(世界乾癬デー)から12月31日の期間、全国より計84件の「夢ツイート」の応募
●ミュージックビデオでは、江戸時代を舞台に浮世絵師に扮したヒャダイン氏が乾癬に立ち向かい、「晴れゆく道」に向かうストーリーをダンスムービーで表現
アッヴィ合同会社(本社:東京都港区、社長 : ジェームス・フェリシアーノ)は、音楽クリエイター ヒャダイン氏制作の乾癬患者さん応援ソング「晴れゆく道」のミュージックビデオを、アッヴィ合同会社YouTubeアカウント( https://youtu.be/cC3tU2h_PNY )にて公開しました。


「晴れゆく道」は、乾癬および乾癬患者さんへの理解を深めていただくことを目的に、一般社団法人INSPIRE JAPAN WPD乾癬啓発普及協会(所在:東京都杉並区、代表理事:奥瀬正紀氏)の協力のもと、2018年10月29日の世界乾癬デーに開始した「乾癬患者さん応援ソング制作プロジェクト」を通じて制作されました。10月29日から12月31日の期間には、全国の乾癬患者さんから計84件の「夢ツイート(乾癬により忘れかけていた夢)」の応募があり、乾癬患者さん、そして音楽クリエイターでもある、ヒャダイン(前山田 健一)氏がその「夢ツイート」を基に乾癬患者さん応援ソング「晴れゆく道」を、作詞作曲しました。

ミュージックビデオでは、江戸時代を舞台に浮世絵師に扮したヒャダイン氏が乾癬に立ち向かい、「晴れゆく道」に進むストーリーをダンスムービーとして表現しています。また、ビデオには乾癬の専門医や乾癬患者さんも出演しています。なお、患者さんより応募いただいた「夢ツイート」は、本プロジェクトの特設サイト「乾癬夢ツイート.com( https://kansen-tweet.com/ )」上に掲載しています。

ヒャダイン氏は、応援ソングおよびミュージックビデオの制作について次のように述べています。「患者さんからのツイートには、共感する部分が多くありました。僕も2012年に乾癬を発症し、かゆくてかゆくて、症状が広がっていくのは、本当に不快で怖かったです。でも今は、自分にあった治療にめぐり合うことができ、発症前とほぼ変わらない生活を送れるようになりました。『晴れゆく道』には、乾癬をもっと知って欲しい、また患者さんと苦しみやその先の希望を分かち合いたい、という想いを込めています。このミュージックビデオが一人で悩んでいる患者さんに届き、夢をあきらめないきっかけになってくれたら、と思います」

【乾癬患者さん応援ソング「晴れゆく道」ミュージックビデオの内容】
江戸時代を舞台に、浮世絵師に扮したヒャダイン氏が登場します。

浮世絵師に扮したヒャダイン氏が机に向かって浮世絵を描いています。
乾癬の症状により、かゆくて頭を掻きむしりながらイライラするヒャダイン氏。
次々に丸められて捨てられる紙くず。

●「ねえ神様、なぜ私だけ・・・」と乾癬に悩むヒャダイン氏。

●診察室にて、ヒャダイン氏は医師から、乾癬治療への希望を象徴する”桜の枝”を手渡されます。

●希望の象徴である桜が咲き誇る中、躍動感のあるダンスシーンが展開されます。

●「黒い服を着たい」という患者さんの夢を表現したくのいちが登場。
ジェルネイルもしてみたい!」「すっぴんで外に出てみたい!」と歌う場面で頭巾を外して、
素顔をさらす忍者。

●乾癬の専門医や患者さんによるダンスシーン。

●新緑の季節が訪れ、乾癬を乗り越え希望に満ちた表情のヒャダイン氏の姿とともに、
ミュージックビデオは終わります。

乾癬について
乾癬は、慢性の炎症性皮膚疾患で、国内に約43万人の患者さんがいると報告されています1。
乾癬の皮疹では皮膚に炎症が起きて赤くなり、皮膚の新陳代謝が異常になることで盛り上がり、
表面に銀白色の鱗屑(りんせつ)が現れ、それがフケのようにはがれ落ちるようになります。頭皮や爪など人目に付く部分に症状が現れやすいため、日常生活や社会生活に大きな影響を及ぼすことが知られています。さらに、疾患認知が低いため、またその疾患名から感染症と誤解され、偏見に悩む患者さんも少なくありません。WHOの「世界乾癬レポート2016」でも、そうした患者さんをとりまく社会的な環境を改善させるためには、乾癬の疾患認知を高めることが急務であることが報告されています2。

ヒャダイン氏について
本名 前山田健一。3歳でピアノを始め、音楽キャリアをスタート。京都大学卒業後、作家活動を開始。匿名の「ヒャダイン」として動画サイトへの投稿が話題になる。一方、本名での作家活動でも提供曲が2作連続でチャート1位を獲得。2010年にヒャダイン前山田健一である事を公表。アイドル、J-POPからアニメソングゲーム音楽など多方面への楽曲提供を精力的に行い、自身もアーティスト、タレントとして活動中。

一般社団法人INSPIRE JAPAN WPD 乾癬啓発普及協会について
乾癬の一般認知度向上と正しい情報の啓発普及のための活動を行うことを目的として設立された団体です。乾癬が身体的、精神的および社会的に極めて深刻な疾患であるという認識を広め、乾癬に関する誤解や偏見を払拭して、乾癬で苦しむ人がいない世界をめざして活動を行っています。
詳しくは、http://www.inspirejapan-wpd.net/ をご覧ください。

アッヴィについて
アッヴィは、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品企業です。世界で最も複雑かつ深刻な疾患に対する、革新的な先進治療薬の開発を行っています。その専門知識、献身的な社員、イノベーション実現に向けた独自の手法を通じて、免疫疾患、がん、ウイルスおよび神経疾患の4つの主要治療領域での治療を大きく向上させることをミッションに掲げています。世界中の人々が持つ健康上の課題への解決策を進歩させるため、75カ国以上の国でアッヴィ社員が日々取り組んでいます。アッヴィの詳細については、www.abbvie.com をご覧ください。Twitterアカウント@abbvie、Facebook、LinkedInやInstagramでも情報を公開しています。

日本においては、1,000人を超える社員が、医療用医薬品の開発、輸入、製造販売に従事しています。自己免疫疾患、新生児、肝疾患、神経疾患、がんの各領域を中心に、患者さんの生活に大きく貢献できることを願っています。詳しくは、www.abbvie.co.jpをご覧ください。

1. Kubota, K., et al.: BMJ. Open., 5:1, 2015.
2. 日本乾癬患者連合会、「世界乾癬レポート2016」、2016

配信元企業:アッヴィ合同会社

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ