俳優で歌手の山下智久が9日、都内にて行われた主演ドラマ『インハンド』(TBS系/毎週金曜22時)の特別試写会&キャスト舞台挨拶に、共演する濱田岳、菜々緒と共に登壇した。当日、34歳の誕生日を迎えた山下は、サプライズのケーキが登場し会場全体に祝福され「こんなにたくさんの方にお祝いしていただいて! 本当にいい年になるんじゃないかなという予感しかないです」と喜びを表した。

【写真】サプライズケーキも登場した『インハンド』特別試写会&キャスト舞台挨拶の様子

 本作は、「イブニング」(講談社)で連載中の朱戸アオによる同名コミックが原作。山下演じるロボットハンドの義手を持った変わり者の科学者・紐倉哲が、天才的なひらめきと科学的な方法で次々と難事件を解決していくヒューマンサイエンスミステリーだ。山下は4年ぶりにTBSの連続ドラマレギュラー出演となる。

 山下は自身の役について「一見嫌な奴なんですけど、とにかく自分の興味のあることに関してはすごく情熱的。回を追うごとに(その人柄が)見えてきます。最終回まで全部見てもらって初めて完結する、奥深い、変わった科学者役です」と紹介。

 そんな紐倉に振り回される助手・高家春馬を演じる濱田は、紐倉との関係について「昭和のよき夫婦のよう。僕はかいがいしく掃除をしたり紐倉に尽くすのに全然『ありがとう』とか言われない。でもふとしたときにちょっと優しい言葉を言う。気づいたんです、このドラマ、朝ドラ的要素もあるな」と笑いを誘った。

 また菜々緒は、演じるエリート官僚・牧野巴について「この二人がいつもイチャイチャしているのを微笑ましく見ているという感じです」と紹介。3人のチームワークの良さが滲み出るトークとなった。

 イベントの終盤には山下のバースデーのサプライズセレモニーが。濱田は「節目の連ドラにご一緒できて……。責任感を感じるし、(山下を)支えていこうと思います」とメッセージ。さらに菜々緒が「この場のみんなを代表して、生まれてきてくれてありがとうございます!」と山下に語りかけると、場内から「キャーッ」という大歓声が巻き起こった。

 金曜ドラマ『インハンド』は、TBS系にて4月12日より毎週金曜22時放送(初回15分拡大)。

『インハンド』特別試写会&キャスト舞台挨拶にて クランクイン!