米国のパネッタ国防長官は6日、尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題について、「日中双方は平和的に問題を解決すべきだ」と述べた。中国国際放送局が報じた。

  ワシントンジョージタウン大学で演説したパネッタ国防長官は、「アジア太平洋地域は災害、兵器の拡散、海賊、インターネット、経済および領土紛争など一連の課題に直面している。これらの問題には各方面が手を携えてともに対応すべきだ」と述べた。

  尖閣諸島問題について、パネッタ長官は、「情勢のコントロールを失い、より深刻な危機を引き起こすのではないかと憂慮(ゆうりょ)している。日中双方は平和的に問題を解決すべきだ」と述べた。(編集担当:村山健二)