4月12日(金)からスタートするドラマ「インハンド」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系※初回は夜10:00-11:09)の試写会と舞台あいさつが9日に行われ、山下智久、濱田岳、菜々緒が登壇した。

【写真を見る】バースデーケーキを目の前にした山下智久はこの笑顔!

本作は、山下演じる変わり者の天才科学者・紐倉哲が、次々と巻き起こる難事件を天才的なひらめきと科学的な方法で鮮やかに解決していくヒューマンサイエンスミステリー。

そんな紐倉に振り回されるお人よしの熱血助手・高家春馬を濱田が、紐倉と高家の二人の元に事件調査の依頼を持ち込み、共に事件解決に挑むやり手の美人官僚・牧野巴を菜々緒が演じる。

TBSの連続ドラマ出演は4年ぶりという山下は、紐倉について「一見すごく冷めている感じですけど、中身は情熱的。そういうのが回を追うごとに見えてくるので、最終話まで見ていただいて初めて完結するような奥深い、変わった科学者の役だと思います」と語る。

濱田は、自身の役と紐倉との関係について「昭和の良き夫婦みたいな感じなんですよ。僕は奥さん側です」と発言。

「(高家は)研究所の掃除だったり、紐倉の手伝いだったり、かいがいしくやっているんですよ。でも、(紐倉は)ありがとうとか、感謝の気持ちを全然言わないんですね。でも、ふとしたときにちょっと優しい言葉を言う。そこで気付いたんです、このドラマはちょっと“朝ドラ”的な要素もあるんだなって(笑)」と明かし、会場を笑いで包んだ。

その分析に、山下も「その通りです(笑)」とにっこり。

一方、菜々緒は撮影現場について「この二人(山下、濱田)がいつもイチャイチャしているのをほほ笑ましく見ています」と笑顔で語り、3人のチームワークをうかがい知れることとなった。

■ 山下「一瞬戸惑いました」

動物たちとのエピソードを聞かれると、山下は「いつも一緒に研究室にいるワンちゃんは安定のかわいさ」と返答。一方で「イグアナは…現場で『これを抱いて研究室に向かってください』と言われた時は、一瞬戸惑いましたね(笑)。でも、だんだんそのイグアナが僕のことを覚えていくみたいで。なんだかとても愛着が湧いたので、はちゅう類もいけるようになりました」と明かす。

ワンちゃんですかね」と即答した濱田は、「俳優として勉強になるというか。おやつをもらえれば何でもするんです。でも、おやつをもらえないとやらないんですね。あれぐらいドシッとお芝居をしてみたいと思います(笑)」と語り、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。

そんな濱田から「生き物といえば菜々緒さんです」とパスを受けた菜々緒は、「そうですね、私は動物全般が好きなので。はちゅう類系から、最近では昆虫系もいけるということに気が付きました」と動物への愛を語った。

■ ファンからの声に山下は照れ顔

また、この日は山下の34歳の誕生日。サプライズで会場には山下の似顔絵が描かれたケーキが運ばれてきた。

山下はケーキをじっくりと見ると「よくできているねぇ」とうれしそうな表情に。「こんなにたくさんの方々にお祝いをしていただいて、いい年になる予感しかないです。本当にどうもありがとうございます!」と感謝した。

そんな山下に、菜々緒が「この場のみんなを代表して…生まれてきてくれてありがとうございます!(笑)」とメッセージを送ると、会場のファンからは大歓声が。

さらに、「おめでと~!」と声を掛けるファンに、「ありがと~!」と手を振って応えた山下だったが、そのしぐさに「かわいい~」との声が上がると「恥ずかしいよ~」と照れた表情を見せていた。

最後に、山下は「僕も含めて、全員がすごく情熱を持ってこの作品に取り組んでおります。見てくれた方が救われるようなヒューマンサイエンスミステリーになっているので、ぜひ皆さん、見ていただければと思います!」と、ドラマの魅力を改めてアピールした。(ザテレビジョン

「インハンド」の舞台あいさつに出席した山下智久(写真中央)、濱田岳(同左)、菜々緒