最近、ジャーナリストのJoanna Chiuは、多くの人が経験したことがあることを目撃しました。気持ち悪い男が、飛行機で隣の席の少女に、虫酸が走るような発言をしていたのです。

機内で実際に起きたセクハラ

彼女は、一連のツイートで、その時の様子を綴っています。

簡単に要約をすると、Joannaさんの後ろの座席で次のようなことが起きていたそう。

10代の女の子が家族と離れた座席に座っていました。その隣には30代後半の男が座っていて、彼女のキャリアプランについて聞いていました。

彼女は、CEOになりたいと言いましたが、それを馬鹿にするように笑い、さらに全く理にかなわないデタラメアドバイスをしていたのです。さらに彼女の優しい対応を勘違いした男性は、彼女をデートに誘ったり、わいせつな写真を求めたりしていました。

今回の場合、その10代の少女は他の家族と離れた席に座っていたので、その男は少女に声をかけやすかったのだとChiuは言います。

飛行機の席は隣同士が近いので、セクシャルハラスメントや暴行の抑止力になっていると思うかもしれませんが、FBIによると機内でのセクハラは増加している(少なくとも以前より多く報告されている)そうです。

乗客は自分自身と身の回りの安全を保つためにも、危険性について知っておく必要があります。

1. 個人情報を明かさない

最初は気さくな会話から始まったとしても、うっかり自分自身に関することを明らかにすると、標的になりやすくなります。

ヴァージニア州の「Personal Defense Industries」のオーナーであり、対立コミュニケーションの認定インストクターでもあるTammy Yard-McCrackenは、「乗客は自分の情報を見知らぬ人に漏らすことに意識的になる必要がある」とニューヨーク・タイムズ紙に語っていました。

ある女性が隣り合った席の人に、離婚したからこの半年は大変だった、と話しているのを小耳に挟んだことを、彼女は思い出し「これは標的を探している人に情報を与えている」と言っていました。

2. 肘掛けを下ろしておく

機内で、見ただけでわかる“パーソナルスペース”をつくるのは難しいです。

しかし、効果がなさそうに思えるかもしれませんが、常に肘掛けを下ろして、ちょっとした垣根をつくることです。

3. 迷惑な会話は終わらせる

気分が悪い会話の罠にハマったと感じはじめたら、その会話を終わらせましょう。気持ち悪い人たち(もしくは攻撃する人)は、人の気持ちを察したりしないので、即座にはっきりと示す必要があります。

本やタブレットノートパソコンを取り出して、仕事をしなければならないのでと言いましょう。

機内にイヤホンを持ち込んで装着し、必要に応じて音楽やポッドキャストを聞いているフリをしましょう。

4. 危険要因を知る

FBIは、一番攻撃されやすいのは女性と、同伴者のいない未成年で、特に真ん中もしくは窓側の席に座っていて、眠っていたり、ブランケットや上着をかぶっている場合です。

子ども一人旅では特に、客室乗務員や他の乗客によく見える、通路側の席を予約するようにしましょう。

5. 常に警戒するようにする

FBIの特別捜査官David Gatesは、暴行される危険が増すので、睡眠薬や他の薬とアルコールを一緒に飲まないようにと忠告しています。

アルコールや薬を摂取しすぎないでください」と言っています。

6. 不快な行動に注意を向けさせる

誰かが不快な触り方をしてきたら、やめてと言いましょう。犯罪者は、相手がどのように反応するかを見て、被害者に対する対応を学ぶことがよくあります。

「脚を触らないでください」というように、すぐに反応しましょう。それでもしつこく続けるようなら、「触るのをやめないと、客室乗務員を呼びますよ」というような警告を与えます。

もしくは、元刑務官であり、自己防衛に関する本の著者であるRory Millerは、ニューヨーク・タイムズ紙に、自分の周りの乗客の注意を引きつけたほうがいいと言っています。

みんながあなたのことを見るくらいの大きな声で「ちょっと変態、私に触らないでよ」と言えば、周りの人はこちらを見るようになります。「変態」というのは自己防衛における魔法の言葉です。

しつこく触られた場合は、呼び出しボタンを押して客室乗務員に知らせるか、席から立ち上がって客室乗務員を見つけましょう。

客室乗務員はあなたをより安全な席に移動させたり、着陸した時に犯罪者に質問をして待たせ、警察や法執行機関に通報することができます。

7. 何かを見かけたら声をあげよう

嫌がらせや暴行を受けている人は、怖かったり、恥ずかしかったり、動揺したりしすぎて、声をあげられません。機内で身の回りの人に起こっていることに注意を払って、誰かが不快な嫌なことをされている状況にあったら、声をあげましょう。

冒頭のジャーナリストJoanna Chiuは、機内で寝たいと思っていましたが、30代男と10代少女の会話の中の警鐘に気づき、目を光らせていました。

男が「わいせつな写真」を撮らせてと少女に体を近寄せた時、Chiuは「振り向いて、自分が思っていることを怒りながら小声でささやきました」と言っています。

少女の後ろにいた別の女性も、少女と席を変わろうかと声を上げて助けました。他の乗客が嫌がらせや暴行を受けている時は警告を出して、躊躇せずに関与しましょう。

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Image: kudla/Shutterstock.com

Source: FBI, The New York Times

Meghan Moravcik Walbert - Lifehacker US[原文