生理になるとイライラ。眠気もあるし、ただでさえ気分が落ちるのに、お腹の痛みがひどい…。何とかならないの??と思っている人も少なくないはず。

毎日忙しい日々を送っている人ほど、生理がキツくなるのだそう!実は、その疲れは子宮に伝わっているのです。

「子宮は筋肉」だからこそ痛みが増える

子宮が筋肉でできているというのをご存知でしょうか?

子宮は生理の周期に沿って、大きくなったり小さくなったりして変化しながら動いています。実は、子宮を形作っているのが平滑筋という筋肉。内臓筋とも呼ばれています。子宮だけでなく、胃や腸、血管などの壁もこの平滑筋でできています。

問題なのは、平滑筋が自律神経やホルモンの影響で動くということ。自分の意志ではコントロールすることができないばかりか、神経が疲れると子宮もキューッと緊張してしまうのです。

動きが悪くなると、生理時の子宮の動きがスムーズにいかずに、生理不順になったり、生理痛がひどくなることも。子宮は筋肉であるがゆえ、普段から動かさないと動きにくくなってしまうため、将来の妊娠・出産に影響を与えることも…。

中でも、「神経の親玉」ともいえる頭の神経の疲れは、もっとも甚大。

頭の疲れの原因は、仕事や勉強だけではありません。見るものや聞くものの多い現代社会では、たくさんの情報を処理し続けることも神経を使います。その上、ストレスにさらされた毎日で、脳はぐったり…。子宮が緊張し、動きにくくなるの当然なのです。

生理中は睡眠の質を意識する

疲れた脳をリセットするにはどうすればいいのでしょう?

脳の疲れを取るには、やはり睡眠が一番です。

例えば、寝る前にスマートフォンなどを使うことが日常化しているなら、ぜひ中止してみて。たとえ短い時間でも、脳を使わない時間を作ることが大切です。入眠もスムーズになり毎晩ぐっすり寝れるようになって、神経の疲れが癒されるだけでなく美容的にも◎。肌触りのいいナイトウエアを用意したり、アロマを焚いて香りでリラックスするのも、脳が喜ぶオススメの方法です。

帰宅時の遠回りで子宮も脳も喜ぶ

すぐに寝られないと嘆いている人もいるかもしれません。

一般的に「疲れ」といっても、脳が感じている疲れが体も疲れているとは限りません。デスクワークや日々のストレスが疲れの原因なら、体のパワーはあり余っている場合も。

そんな時は、体が軽い疲れを感じるまで運動してみるのも手。きちんと体を動かすことで体力をしっかり使い切れば、ぐっすり眠れて疲れもすっきりします。

疲れているのにわざわざ運動するのは…という人は、帰宅時に少し遠回りして早歩きで帰
るだけでもOKです。特に、普段歩く機会が少ない人は、歩いて股関節を動かすことで、子宮内の血行を促進することもできて一石二鳥です。

楽しい未来を想像するだけで子宮は喜ぶ

毎日悩みや不安で頭をいっぱいにしてしまうと、ますます神経が疲れてしまいます。せっかくなら、「こんなことが起きたらいいな」と楽しい未来も空想してみては?そうすれば、子宮も脳も喜ぶはず。

女性にとって子宮がきちんと動くことは、生理トラブルの解消だけでなく、女性ホルモンを活性化させたり、自律神経を整えることにもつながります。

神経の疲れを日々リセットして、子宮もいたわってあげましょう。そうすれば、毎月のツライ時期も軽やかにクリアできるかもしれません。

ライター:佐倉光
出典:『いますぐはじめる子宮活』
監修:奥谷まゆみ/「からだクリエイトきらくかん」主宰。のべ2万人の体を観察し、施術するよりも、体を動かしたり、使い方を変えて不調を改善する独自のメソッド「からだレッスン」を考案。直接指導のほか、全国各地で講演やワークショップを行っている。著書多数。

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