『Guardian』は10日、「チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督は、MFダニー・ドリンクウォーターに退団を勧めた」と報じた。

昨季レスター・シティからチェルシーに加入したドリンクウォーター。サッリ監督の下ではまだ30分しかプレーしておらず、それもコミュニティ・シールドのみとなっている。

さらに先日は飲酒運転で事故を起こしたことで逮捕されており、今週行われるヨーロッパリーグのスラヴィア・プラハ戦でもメンバー入りしなかった。

記者会見でドリンクウォーターについて聞かれたサッリ監督は以下のように話し、すでに退団を勧めていたことを明かした。

マウリツィオ・サッリ

「彼も知っているように、全くプレーしていない。なぜならば…私の見解においては、システムに合っていないからだ。私のプレースタイルにはね。

私は彼に言った。8月にね。彼はそれを納得していたが、チームに残ることを決めた。そして、この状況についてはとてもよく理解している。

おそらく私は間違っている。しかしそれが私の見解だ。
私は選手たちに対してできるだけ正直であろうとしている。もちろん、時には違ったことを言わなければならないものだがね。

しかし99%はそういうことだ。正直であろうとしている。8月に彼にはそう話した。マーケットがまだ空いている間にね。

そして、彼は他の道を探すべきであるとも言った。なぜなら、プレーできないだろうからだ。私はその理由も伝えた。

彼がこのチームに残った理由はわからないよ。

おそらく、システムが変わることを期待していたのだろう。

しかし、私と彼はとてもいい関係を持っている。自分の見解ではね。彼はいい男だ。いい選手であり、4-4-2か4-2-3-1ならとてもうまくプレーできるが、私には合わない。

これ以上は彼に対してなにもできない。選手は通常プレーすることを求める。私はなにもできない。

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できるのは彼といい関係を持つことだけだ。それ以上はない。現時点では、選手として彼が満足できる状況にはない。

とても難しいものだ。しかしそうであることを彼は知っている」
チェルシー監督ズバリ「ドリンクウォーター、うちにいる理由がわからん」