昨年、創業50周年を迎えた「餃子の王将」。老若男女に愛される中華料理ジャンルで根強い人気を誇り、近年は女性をターゲットにした新業態も開始。新たな客層の取り込みにも力を入れている。

餃子の王将
画像は餃子の王将公式サイトより
 そもそもリーズナブルな価格も魅力のひとつである「王将」だが、“ひとり飲み”のコスパもかなり良いとの話もよく聞く。果たして本当なのか気になるところだ。

お一人様に有り難い「ジャストサイズメニュー」の充実

 というわけで、実際に都内にある某店舗に足を運び、「王将ひとり飲み」を体験しようと思う。事前にHPから情報収集したところによると、どうやら王将にはジャストサイズメニューなるものがあるらしい。通常のメニューに比べると量は少ないが、値段がお手頃なのがウリのよう。

 店舗のメニュー表を確認すると定番の餃子はもちろんのこと、炒飯、麻婆豆腐、酢豚などの中華メニューもジャストサイズ化されており、これなら確かにお一人様には打ってつけのようにも感じる。しかも生ビールまである。

 今回は、よく注文されるメニューを店員に聞き、実際にそれらを頼んでみることにした。

「サク飲み」向け、生ビールが180円の衝撃

 料理メニューは、店員いわくやはり一番人気は餃子。3個で130円、ひとりでつまむには申し分ない。他、エビチリと炒飯が良く出るとのことで、それらも合わせて頼むことにした。またジャストサイズメニューではないが、150円という安価だったため、キムチもオーダーすることに。

 そしてひとり飲みといえばもちろん酒を頼まねば始まらないが、なんとジャストサイズ生ビール180円で驚く。通常のビール(460円)と比べ量は少ないが、サクッと飲みたい人にはかなり嬉しいのではないだろうか。

餃子の王将 ビール
ジャストサイズ生ビール
 ここまで餃子、キムチエビチリ、炒飯と、すでになかなか豪華なラインナップだ。まず生ビールが届いたが、まさにジャストというべきサイズ。特段、「少なっ!」という印象は受けない。しかも経済的な事情から普段、第三のビールしか飲むことのできない筆者には嬉しい「アサヒスーパードライ」である。これで180円はかなりテンションが上がる。

ワインも赤、白、ロゼが1杯180円!

 ビールとほぼ同時に、餃子とキムチエビチリが席に並び、本格的な飲みモードに突入した。

餃子の王将 料理
餃子、キムチエビチリラインナップ
 餃子とキムチエビチリをつまみつつ、本物のビールを飲むという贅沢を堪能。もちろん相性は最高。当然、2杯目を注文したのは言うまでもない。

 飲みながらメニュー表を眺めていたのだが、気になったのはワインの価格。赤、白、ロゼの3種類のワインが、1杯180円で販売されている。その場しのぎのリボ払いのツケが回り、普段少々濁った水道水以外、白い物を飲む機会がない筆者。ここは白ワインを注文することに。

餃子の王将 ワイン
1杯180円のグラスワイ
 ワイン中華料理の相性だが、正直に言うと個人的には普通といった感想で、やはりビールには劣る。が、まったく合わないわけでもない。

調子に乗って普通サイズのレモンサワーを注文

 その証拠に、筆者の隣に座るサラリーマン男性は赤ワインをがぶ飲みしながら酢豚に食らいついていた。まあ、「酢豚とワイン合いますか?」と質問したところガン無視されてしまったため、本当に合うかどうかは不明なのだが。

餃子の王将 炒飯
炒飯にはスープが付いてくる
餃子の王将 レモンサワー
通常サイズレモンサワー
 出てきた料理を食べ尽くし、ワインも飲み干したあと、炒飯が目の前に。この憎い提供タイミングに、調子に乗って普通サイズレモンサワー260円も追加発注してしまった。

酒を4杯飲んで1000円台!大満足の結果に

 結論から言うと、今回のひとり飲みの合計金額は1791円。ジャストサイズ生ビール2杯、餃子、エビチリ、炒飯。通常メニューキムチワインレモンサワーを頼んでの値段で、かなりコスパが良いなと感じた。酒を4杯も飲め、いい感じのほろ酔い

餃子の王将 会計
1000円台でコスパ大満足だ!
 個人差はもちろんあるが、ジャストサイズとはいえ、特に餃子と炒飯は、それなりに満足するボリュームだったこともあり、お腹のほうも満たされる結果となった。大食漢には物足りないかもしれないが、仕事帰りのサラリーマンやOLには十分な量である。

 近年、1000円ほどで飲める「せんべろ」が流行している。ファミレスうどんチェーンなど、コスパの良い飲みを提供する店舗が数多くあり、熾烈な争いを極めているとの話もよく聞くところ。今後、ひとり飲みの需要とマッチすることで、餃子の王将にさらなる躍進があるかもしれない。

<取材・文/ロケット梅内>

【ロケット梅内】

Webライターです。主に最近の若者についての記事を書いています。週のほとんどの時間をラーメン食べ歩きに費やしていますが、グルメネタは苦手ジャンルです。

餃子、キムチ、エビチリのラインナップ