1994年の第一巻が刊行以降、様々なシリーズが発表され、累計1,200万部を突破した秋田禎信によるライトノベル魔術士オーフェンはぐれ旅」の舞台化が決定した。 

魔術士オーフェン」は1998年1999年に、二度にわたりアニメ化され、現在も様々な作品のコミカライズが連載されるなど 熱狂的なファンを生み続けるハイ・ファンタジー作品。25周年を記念して、昨年末に新たにアニメ化が発表されている。 

(C)秋田禎信/TOブックス/舞台『魔術士オーフェン』製作委員会

(C)秋田禎信/TOブックス/舞台『魔術士オーフェン』製作委員会

舞台版『魔術士オーフェン』は、2019年8月と11月に続けての上演が決まっており、上演期間は8月15日(木)~18日(日)東京・新宿村LIVE、 11月7日(木)~12日(火)東京・六行会ホールで予定している。 8月の公演に関しては「我が呼び声に応えよ獣」のストーリーをベースに上演される予定だ。

また、脚本は舞台『ジュブナイル』、鉄拳原作『家族のはなし』、SPECTACLE STAGE『W’z《ウィズ》』の演出を務めた吉田武寛、演出は舞台『音楽劇ヨルハVer.1.2』、舞台『君よ叫べ、其ノサガノ在ルガ儘ニ』ASSH Annex vol.1、舞台 『鬼切丸伝〜源平鬼絵巻〜』を手掛けた松多壱岱が務める。出演者など、詳細は後日発表予定。

脚本:吉田武寛 コメント

中学生の頃、 人生で初めて自分でお金を出して集めた小説。 
それが「魔術士オーフェン」シリーズでした。 
オーフェンに出会わなければ、こうして今のように演劇の仕事に出会うこともなかったかもしれません……。 
そんな自分の人生に多大な影響を与えた作品の舞台化にこうして関われることを心から嬉しく思います。 
舞台ならではの見せ方で、オーフェンの魅力を表現できるよう尽力いたします。 
劇場でお待ちしております。 

演出:松多壱岱 コメント

オーフェン25周年おめでとうございます。 
その区切りの年に 歴史ある名作の舞台化を手がけられること、大変感激しております。 
原作の世界観を、舞台ならではのダイナミックな表現で、その世界に息を吹き込む役者達と共に創り上げていきます。 
8月と11月でのシリーズ上演ですが、それ以降も続き愛される「舞台オーフェン」にしていきたく思います。