4月11日(木)、千葉大学西千葉キャンパスけやき会館において、リッテル・ディアス駐日パナマ共和国大使への名誉博士号授与式が執り行われました。平成17年の授与開始以降、本学における8人目の授与者となります。
平成24年、駐日パナマ共和国大使館経済参事官であったディアス大使は、千葉大学環境健康フィールド科学センターの植物工場拠点事業に関心を持ち、パナマでの事業展開を目指して自国の企業人とともに、植物工場の視察や、本学との情報交換を開始しました。

その後、平成26年に駐日パナマ共和国大使に就任されたディアス大使は、パナマの大学と千葉大学との交流拡大を図るべく、パナマ大学、パナマ工科大学と千葉大学との交流協定締結に向け、各大学との調整にご尽力くださいました。その結果、平成28年1月にディアス大使立ち合いのもと、両大学との交流協定が締結されました。パナマの大学との協定締結は、全国の大学で初めての取り組みでした。締結以降、研究者や学生の交流が積極的に続いております。

さらに、文部科学省「大学の世界展開力強化事業」として平成27年に本学が立ち上げた留学プログラム「ポスト・アーバン・リビング・イノベーション・プログラム(PULI)」の推進にあたっては、パナマから来日した学生や、パナマを訪問した千葉大学生に対し、側面からの支援を継続的に実施いただいています。

これまでディアス大使が千葉大学のために多方面からご尽力いただいた功績を称え、徳久剛史千葉大学長より、このたび名誉博士の学位記が授与されました。

学位記を手に記念写真
挨拶をするディアス大使
授与式とともに、徳久学長をはじめ、パナマにゆかりのある教職員、千葉大学で学ぶパナマからの留学生、パナマの学生と共に学んだ学生らも交えた懇談会も行われ、ディアス大使の明るく友好的なお人柄のもと、終始和やかなムードでの式典となりました。

配信元企業:国立大学法人千葉大学

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