平成最後の皐月賞を制したのは、これまで3戦3勝と圧倒的なパフォーマンスを見せてきたサートゥルナーリア(牡3・栗東・角居勝彦)だった。平成17(2005)年のディープインパクト以来、14年ぶりで無敗の皐月賞馬となり、このレースでも休み明けとは思えぬパフォーマンスで勝利を飾った。

2着に4番人気のヴェロックス、3着に3番人気のダノンキングリー。4着のアドマイヤマーズ、5着クラージュゲリエも含めた上位5頭には、5月26日東京競馬場で行われる日本ダービー(G1・芝2400m)の優先出走権が与えられる。

ホープフルステークス以来、中106日

昨年12月28日ホープフルステークス以来、中106日と間隔をあけての実戦となったが、先週の桜花賞グランアレグリアが中111日で勝ったばかり。昨今は外厩施設や、調教技術の進歩が著しく、ステップレースを使わなくても大舞台でいきなり力を発揮するケースが増えてきている。

サートゥルナーリアは、昨年6月10日新馬戦でデビュー。続く萩ステークスも楽々制して力の違いを見せると、初重賞挑戦となったG1・ホープフルステークスでも、最内から狭いところをこじ開けて楽に突き抜ける勝ちっぷりであっさりと突破。今回はホープフルステークス以来、中106日での皐月賞参戦だったが、圧倒的人気に応えて無敗の皐月賞馬になった。

サートゥルナーリア 4戦4勝
(牡3・栗東・角居勝彦)
ロードカナロア
シーザリオ
父:スペシャルウィーク
馬主キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム