チェルシー戦で殊勲のゴール 残り4試合の「全勝」を宣言

 リバプールエジプト代表FWモハメド・サラーは、現地時間14日のプレミアリーグ第34節チェルシー戦(2-0)で強烈なミドルシュートを叩き込み、チームに勝利をもたらした。暫定とはいえ、残り4試合で首位の座をキープ。2年連続の得点王も視野に入れるエースは、残り試合を全勝すればデッドヒートを繰り広げる2位マンチェスター・シティをかわして優勝できると自信を見せている。英衛星放送「スカイスポーツ」が報じた。

 リバプールは5年前の因縁残るチェルシーと、本拠地アンフィールドで対戦。2014-15シーズンは首位で迎えた第36節でチェルシーと対戦して0-2で敗れ、そこから一気に失速してシティに逆転優勝を許す屈辱を味わった。その雪辱を期す大一番は、0-0のまま迎えた後半6分にセネガル代表FWサディオ・マネのゴールで均衡を破ると、そのわずか2分後に衝撃の一撃が生まれる。

 右サイドからドリブルでカットインしたサラーはシュートコースが空いたと見るやいなや、得意の左足を振り抜く。強烈なシュートは一直線にゴールへと向かい、GKの横っ飛びも全く届かない軌道を描いて左ネットに突き刺さった。

 サラーの活躍などで2-0の勝利を収めたリバプールは、残り4試合の時点で暫定首位の座をキープ。1試合消化の少ない2位シティとは勝ち点2差のため、自力優勝の可能性が残るのはシティだが、サラーは残り試合を全勝すれば優勝を手繰り寄せることができると語っている。

「僕の意見だが、それはイエスだ。僕らは今、自分たちの試合に集中し、そしてマンチェスター・シティポイントを失うことを願っているよ。マン・シティの結果は常にチェックしている。それが僕らの助けにもなるし、より良いパフォーマンスへの後押しになるんだ」

 1試合も負けられない状況の中でのラストパートに自信を見せるとともに、ライバルプレッシャーをかけることもできるはずだと信じているという。

得点ランキングでも首位タイに浮上、2年連続の個人タイトルも視野

 サラーは2014-15シーズンスイス・バーゼルからシーズン途中に加入したチェルシーリーグ制覇を経験しているが、当時は主力選手ではなく、3試合に出場したのみ。中心選手の一人としてトロフィーを獲得したいという思いは強い。2月から4月にかけてプレミアリーグで6試合ゴールから遠ざかっていたことから、パフォーマンスを批判されることもあったが、古巣チェルシー戦のゴールで得点ランキング首位タイ(19得点)に立つなど、文句なしの活躍でチームを牽引している。

「不満はないし、結果には満足しているよ。今、首位にいるということが最も重要なこと。プレミアリーグこそ、僕にとって最も重要なんだ」

 現行のプレミアリーグとなった1992年以降で、いまだ優勝のないリバプール。“エジプトの王”サラーを擁するチームで、悲願のタイトル獲得を成し遂げることができるだろうか。(Football ZONE web編集部)

プレミア初制覇へ自信を見せるリバプールFWサラー【写真:AP】