ローソン100

なんでも100円で買える手軽さと、そのお得感で人気なコンビニ「ローソン100」。しかし、ボリューミーなおにぎり、そしてシビれる辛さフェアと「どうしたんだろう…」と思ってしまう商品を出し続ける顔も持っている。

そんなローソン100の担当者から、「ちょっとななめ上に行くことにしました」と連絡が。これ以上どこに行くのだろうか…。

 

■ななめ上へ

今回ななめ上に行ってしまったのは、なんとパン。開発者が「万人受けをやめました」「大人のしがらみとか、そういうのぜーんぶ忘れて頭を真っ白にして作りました」と語る代物だ。

そうはいっても限度ってあるし…と思うのだが、「失敗作はうにパン。プリンクリームと醤油ゼリーを入れてみたら、震えるほど不味くて!」と笑う開発者。今まで世の中になかったものを、美味しさは妥協せずに作り上げたという。

そして完成したのが、3種類の「ななめ上いくパン」たちだ。

 

(1)チョコチョコロッケバーガー

ローソン100

「食事とデザートを一緒に済ませられる、おせっかいな時短メニューです!」

ローソン100

コロッケパンに、2種類のチョコクリームを挟んでしまったという。コロッケだけでよかったのでは…。

ローソン100

見た目は普通のコロッケパン。かじりついた瞬間は「あれ、普通のコロッケ…?」と思うのだが、噛んでいるうちに「あとからチョコが来た…」と驚く。

フレーク入りのチョコを使用しているため、ザクザクした食感が「まるで揚げたてのサクサクコロッケ」のように思えてくるのが不思議だ。

食事とデザートをまとめて食べられるのに、カロリーは384kcalとそこまで高くない。

(2)紅しょうが好きのドーナツ

ローソン100

名前だけ見ると「アクセントに紅しょうがを使っているのかな?」と思うこちらは、「紅ショウガをこよなく愛する方に食べてもらいたい」一品。

ローソン100

ぱっと見はカレーパンのようなのだが…

ローソン100

一口かじった時点で、その紅しょうがの量に笑いが漏れるほど。

ローソン100

パンを食べていて、ここまで「シャキシャキ」した食感を味わったのは初めてかも。なんと使われている紅しょうがは13g。たっぷり。

マヨネーズとの相性も良く、紅しょうがのさっぱりさで食が進んでしまい、あっというまに1個食べられてしまう。あまりの進みっぷりに、一緒に食べていた人からは「怖い!」の声が漏れるほど。

揚げ物マヨネーズなので、さぞかしカロリーもお高い…と思いきや、421kcal。そこまで高くないのが嬉しい。

 

(3)あんドーナツ(激辛仕立て)

ローソン100

今までの2品以上に好みが分かれそうなのが、このあんドーナツ。「甘いものを食べていると辛いもの、辛いものを食べていると甘いものが欲しくなる…それを解消しました!」と言われても。

ローソン100

開けた瞬間、笑っちゃうくらい赤い。

ローソン100

粉糖の代わりに一味唐辛子を使っており、「おいしく食べられるギリギリのライン」を攻めたという。

ローソン100

中は普通のあんドーナツなのだが…食べた瞬間に痛い。上顎が痛い。唇に一味がついていることを忘れてぺろっとすると、ものすごくからい。

それなのに、舌や喉は甘いのだ。たしかにこれは混乱する。それでも辛党的には「追い一味したくなる」程度だとか。

 

今まで見たこともない、本当にななめ上なパン3種。4月17日(水)より発売されるので、気になる人は一度試してみては。もし3種同時に食べるときは「あんドーナツ」を最後がオススメだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・たつき あつこ

おにぎりだけじゃなくパンも!? ローソン100がまたもや「ななめ上」へ…