5球団との対戦が一巡した福岡ソフトバンクホークスは、4月15日時点で9勝4敗2分のパ・リーグ首位。主砲・柳田悠岐外野手を故障で欠くなかで打線を引っ張るのが、ベテランの松田宣浩内野手だ。


 打率.305、12試合連続安打(4月15日時点)と好調を維持している松田選手。開幕早々から1500安打と1500試合出場の記録を達成し、プロ14年目のシーズン、最高のスタートをきった。

3月25日に発売された自身初の著書では、

「僕はスタートダッシュ派なんですよね。春先に爆発して、最初に貯めたものをシーズンを経るに従ってドンドン減らしていくタイプなんです。いつも四月、五月は打率もホームランも上位にいるのに、そこからシーズン終盤にはいつもの位置に落ちていく。」
松田宣浩『熱男のことば 球界最高のモチベーターが実践する究極のポジティブマインド』 講談社 2019年3月25日刊)

と語っていたが、落ちていくつもりなど毛頭ない。「36歳のシーズン、キャリアハイを目指します」と宣言していた通り、頼れる男が今年もチームを鼓舞していく。

・合わせて読みたい→
球界最高のモチベーター 松田宣浩(https://cocokara-next.com/feature_archive/nobuhiromatsuda-feature/)

 尚、松田選手が常勝軍団・ホークスの中で周囲と自分を勇気づけるために、日々心掛けていること、ルーティンを紹介した自身初の著書『熱男のことば』(講談社刊)が発売中。

『熱男のことば 球界最高のモチベーターが実践する究極のポジティブマインド』
松田宣浩福岡ソフトバンクホークス)著
2019年3月25日刊行
講談社
1500円(税別)

僕が短期決戦に強いとか日本代表で強いっていう印象があるとよく言われます。それは、1、2試合目でバカスカ打って印象を良くしているからでしょう。二〇一七年のWB C初戦、キューバとの一戦でも、チーム第一号の本塁打を打ちました。「お祭り男」とも言われますし、そういうイメージがあるから使ってもらえていたんだと思います。なのに、昨年はそれができなかったクライマックスと日本シリーズでした。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

好調のソフトバンク松田「僕はスタートダッシュ派」だけど…