乃木坂46高山一実が、都内で行われた「LINE ノベル」記者発表会に出席。“令和小説大賞アンバサダー”としての心境を語った。

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高山は「本当に光栄なことで、胸がいっぱいです。この場に立ってより強く思いました。元々私は放課後に図書室に行って本を読むことが好きで、ただの本好きだったんですけど、それがこうしてお仕事につながって好きなことが仕事になるこんな幸せなことはないなと思っております」とあいさつした。

グループとして多忙を極める日常の中で書き上げた作品。高山は「何度もくじけそうになって。そんな時に私は、書ききった後を想像したわけではないんですよ。でも…逃げ出すことが格好悪いというのはずっと思ってました。

小説を書いていると、矢印を自分にたくさん向けるんですよね、どういう人が、自分は知的だと思うのか、どういう人を悪と思うのか、矢印を向けて行った時に、ここで書くのをやめたら、良くないことだと自分の中で強く思っていたので書ききれたんだなと思いますね」と苦悩を明かした。

今回新たに募集される「令和小説大賞」。高山は「私が書くきっかけになったのは、自分のためというよりは、誰かのためになるんじゃないか、誰かのためになりたいという思いで…それ自体が自分のためだったのかな…と今思っていたりもするんですが、きっかけが大事だなと思っています。

ハードルが高いことだと、私自身、ひと作品書くことで痛感しました。(きっかけやチャンスは)いつどこで転がっているか分からないことだと思います。ただ、この令和小説大賞があるんだということを知って、書く。そういう覚悟をした日からきっとその人は大きくなると思ってます」とメッセージを寄せた。(ザテレビジョン

「LINE ノベル」記者発表会に出席した高山一実