2019年4月1日、新しい元号「令和」が発表されました。平成は4月30日で終わり、5月1日からは令和元年となります。
平成に流行したスイーツがテーマのお菓子が登場!
そんな今、平成にあやかったグッズや、平成を振り返る番組などが続々と登場しています。お菓子メーカーの不二家からは、平成に流行した4つの人気スイーツを再現したチョコレート「LOOK 平成流行スイーツ4」が登場!
これらのスイーツが流行ったころ、あなたは何をしていましたか?今日は、スイーツとともに平成を振り返ってみましょう。
平成2年(1990)頃 ティラミス
ティラミスが大人気となった平成2年頃は、礼宮(現在の秋篠宮)文仁親王と川嶋紀子さんがご結婚されるというおめでたいニュースと、バブル崩壊や記録的猛暑による水不足などの心配なニュースがありました。
とは言え、当時小学生だった筆者には縁のなかった「アッシーくん(呼べばすぐ来て、車で送り迎えしてくれる男)」「メッシーくん(ご飯だけをおごってくれる男性)」「成田離婚(新婚旅行から帰った成田空港で離婚を申し出ること)」などが流行語となり、まだまだバブルの余韻は色濃く残っていた時代でした。
平成3年(1991)頃 クレームブリュレ
平成3年は、今も何かと話題の大相撲界に大きな世代交代のあった年でした。「昭和の大横綱」千代の富士が現役を引退し、若花田・貴花田の兄弟力士が活躍、世間の注目を集めます。
「バブルを象徴する光景」として現在でもメディアなどに紹介される「ジュリアナ東京」がオープンし、「ボディコン・イケイケ」のお姉さんたちがお立ち台で「ジュリ扇」と呼ばれる羽付き扇子を振り回していたのも、バブル崩壊が表面化し始めたこの年でしたね。
平成17年(2005)頃 マンゴープリン
駒澤大学による平成初の箱根駅伝4連覇で始まった平成17年は、愛知県で「愛・地球博」が開幕、ドラえもんの声優が全員交代、「クールビズ」などの興味深い話題があった一方で、今も痛ましい記憶として残る「JR福知山線脱線事故」や、小泉純一郎首相(当時)による「郵政民営化関連法案」の成立、靖国神社参拝なども話題となりました。
この年に夢の実現のため会社を退職した筆者は、夢に向かう晴々しい気持ちと同時に、「あなたのように夢ばかり追い続けている女性がいるから、少子化が進むのだ」という言葉に、女性として大きな精神的負担とプレッシャーを感じていました。
「日本の人口が統計開始以来初の自然減」というニュースが報じられた年でもあったからです。
平成18年(2006)頃 生キャラメル
滑らかな食感が魅力的でこの年大流行した「生キャラメル」は、牛乳の消費低迷を解決するため北海道紋別郡興部町の乳業メーカー「ノースプレインファーム」が開発した商品です。
この年は皇室に41年ぶりの男子・悠仁親王が誕生し、高校野球では「ハンカチ王子」が人気に、更にトリノオリンピックで荒川静香さんがフィギュアスケートで日本人初となる金メダルを獲得し「イナバウアー」が流行語となるなど、明るい話題も目立ちました。
当時ライブドアの社長だった堀江貴文氏が証券取引法違反の容疑で逮捕されたのも、村上ファンド代表の村上世彰氏がインサイダー取引容疑で逮捕されたのも、この年でした。
SNSの代表的な存在だった「mixi(ミクシィ)」が大ブレイクしたのもこの頃からで、とにかく話題には事欠かない年だったと言えるでしょう。
ちなみに筆者も「mixi」の恩恵をかなり受けた方で、当時はここから新たな人脈ができ、活動の場が広がっていったことも多々ありました。
こうして振り返ると、「平成」はどの年を見てもとにかく「激動の時代」だったことが分かります。この30年余りの間で、人生が大きく変わった方も多いことでしょう。
新しい時代「令和」が、みなさんにとって良い時代となりますように。
コメント