餃子といえば栃木県宇都宮市静岡県浜松市が有名だが、じつは青森県にも凄まじく美味しい餃子店があるらしい。

しかも、情報提供者の津軽マニアいわく「営業時間が16時から19時なのに、実質1時間ぐらいしか店を開けない幻の店」なのだそうだ。

 

■ぎょうざのれもん

ええっ、1時間しか営業しないんじゃ経営が成り立たないでしょ…と思いつつ向かったのは、青森市浜田の住宅街にある『ぎょうざのれもん』。

しらべぇ取材班が到着したのが17時半ごろだったのでさすがにやっていると思いきや、見事に準備中の張り紙が。営業終了時刻の1時間半前なのに、確かに店が閉まっている。

 

■気を取り直して再入店

気を取り直して翌日の開店時間16時に向かったところ、しっかり営業中。焼き餃子1人前と納豆餃子1人前それぞれ540円を注文すると、なんと焼き上がりまでさらに30分かかるという罠が。

営業していても餃子食べるのスゲー大変だな…と思いつつ30分そこらへんで時間を潰し、焼き上がり時間に戻ると、なんと16時半の時点で焼き餃子があと15個と売り切れ寸前! 確かに1時間で閉店してもおかしくないレベルの売れ行きである。

■おそらく日本一ウマい餃子

やっと購入できた餃子は、かなりの大ぶりで皮はしっとり。ひと口食べてみると…!!

餡は野菜も肉もかなりしっかりめに詰めているのだが、味付けがマイルドかつ皮がワンタンのようにとてもなめらかな食感なので、いくらでも食べられそうなぐらい最強にウマい!!

ご飯と合わせてもいいし、そのまま食べてももちろんOK。おそらく記者が食べてきた餃子の中でも、ダントツでトップクラスに美味しい餃子ではないだろうか? コレはスゴい。

 

■納豆餃子も完成度高

納豆餃子は揚げ餃子で、餡に納豆が練り込まれているのではなく、焼き餃子と同じ餡とひきわり納豆が皮に分かれて入っている。

そのため餡の美味しさはそのままに、納豆の強い風味がよりウマさを引き立ててくれる。カリッと揚がった皮がそれをしっかり受け止めてくれる、とても完成度の高い揚げ餃子だ。

 

■営業時間が短いのがとても残念

営業時間が超絶短いのが本当に残念なほど素晴らしくウマい『ぎょうざの店 れもん』の餃子。

かなりタイミングを狙っていかないと食べられないが、絶対に食べたいという人は電話で予約をしてから店へ行くことをおススメしたい。そこには究極の餃子が待っているだろう。

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(文/しらべぇ編集部・熊田熊男

ほぼ1時間しか営業しない青森県の餃子店『ぎょうざのれもん』は日本一レベルのウマさ