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スタジオジブリ4月15日から、宮崎駿氏の新作長編アニメーション映画制作スタッフを募集している。募集するのは同映画の「仕上げ(デジタルペイント)」、若干名の採用を予定している。

「仕上げ」とは、出来上がった線画の動画に彩色をすること。前述の彩色ソフトを使って、PC上で指定された色を塗っていく。

契約は今年10月からデジタルペイント業務終了日まで、最短1年半程度を想定

応募資格は20歳以上で、今年5月31日時点で日本国在住、制作に必要な日本語能力があること。また社会経験者、OpenToonzもしくはRETAS、Photoshopによる作業経験がある人を優遇する。

募集する仕上げスタッフは新作長編アニメーション映画制作のためで、契約は今年10月から新作映画のデジタルペイント業務終了日まで、最短でも1年半程度を想定している。契約期間の定めのない雇用への変更は原則ないとしている。

業務時間は応相談で、稼働は原則として平日月曜日~金曜日。報酬額は月額25万円以上で、「経験年数やスキルによって優遇」とある。アニメーション制作者実態調査によると、アニメーターの年収は平均332.8万円(2013年時点)。仮に月額25万円だと年収300万円となり、アニメーター平均を下回ることになるが、経験年数によって変わってくるものと思われる。

ツイッターでは、「給料もらえなくてもやりたい人いるだろうなぁ、キャリアになるし」「一緒に仕事できるなんて夢のようだな」という声や、「給料も悪くない」といった声が寄せられている。

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