狩野英孝

16日放送『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で、狩野英孝フルーツポンチ・村上健志にマジギレ。2人の険悪な雰囲気に視聴者からも驚きの声が漏れている。

 

■狩野と村上

芸歴は狩野が2年先輩だが年齢は村上が1歳年上という微妙な関係。『レッドカーペット』で台頭、『ロンハー』のドッキリで人気を確立したと、これまでのブレークの流れ・時期もよく似ている2人だ。

狩野が「初めて芸人(村上)にマジギレしている」との噂を聞きつけた番組は、狩野と村上を呼び出し、仲裁に乗り出すことに。

何も知らず登場した狩野だったが、企画内容に勘づくと表情がこわばる。「企画にもしたくない、そいつがオイしくなるのがイヤ」と本気で嫌がる狩野がなぜ村上にキレているのか、飲みの席を隠し撮りし本音を探っていく。

 

■狩野の怒り爆発

アメトーーク』で品川庄司品川祐を主役にした企画『ありがとう品川』に共演後、品川庄司や出川哲郎らと飲みに行ったものの、村上はその場でも自分が主役になろうと自分の話ばかりを連発。狩野は「お前の話は聞きたくない」と怒りを爆発させてしまったと明かす。

「品川主役の会をダメにした」と反省した狩野。しかし、後日ジャングルポケット・斉藤慎二の結婚式の3次会で品川や村上らと飲んでいると、村上は狩野ともめた話を蒸し返しはじめ、再びその場で主役になろうと自分の話を始める。

狩野は「まあまあ」とその場を流そうとしたのだが、その扱いに村上はさらにヒートアップ。品川も村上の態度の悪さを説教し、謝罪しておくように伝えたが、村上からの謝罪はないまま。その後も「人を小バカにする才能がある」など狩野の村上への批判が止まらなかった。

この確執の深さを目の当たりにした出演陣は、「普段は陰口を言うヤツじゃない」と狩野の怒りを実感。村上アウェーの空気のなかで村上が登場する。

■村上の本音

村上は「僕に非があるのは認める」としながら「狩野さんが一方的に俺が嫌いなだけ」と自分は狩野に不満はないと主張。しかし、今度は村上との飲みの席を隠し撮りしたVTRが流れると、それが嘘だと明らかに。

「ムカついた」と狩野とのぶつかり合いを振り返る村上。「悪態つくなら酒は辞めたほうがイイ」と忠告されたことを明かし、「酒を飲まないことで罪悪感を与えられるから辞めたフリをしている。パフォーマンス」と悪い表情を浮かべる。

「陰口こそ美学」を信条にする村上の悪態は止まらない。「笑いは僕の方が上」「運なくしたら何もない。強運なだけ」とお笑い芸人としても格下だと強調。さらに「ファッションも顔もダサい。狩野さんの彼女ってダサい」と私生活への悪口にヒートアップしていった。

 

■傍観者の意見は?

村上も狩野に不満を持っていることが明らかとなったなかで、2人はお互いの怒りをぶつけ合うがどちらも引かず議論は平行線のまま。

やり取りを見守っていた堀田茜は「狩野さんは村上さんのためを思って言っていると客観的には見える。村上さんの悪口は中学生レベル」と指摘。狩野の事務所の後輩・三四郎の小宮浩信は「狩野さんは陰口を言わない。村上さんは見ていて不快。隣に居たら吐いてる」と感想を述べた。

■企画の結論は…

「みんなに迷惑をかけたのは僕のせい」と反省を口にした村上だが、喧嘩の原因を作ったのは「僕ら」と狩野も悪いと主張を崩さない。

それでも、同じ芸人として村上が嫌いではないと語る狩野に対し、村上は「狩野が嫌がっていないなら付き合っていく。でも飲みにはいかない」と微妙に突き放す。企画としては「つかず離れず、過去を忘れてフラットにしてはどうか」と結論付け、仲裁は諦めた。

 

■村上への批判が目立つ

「冷静に見たらどっちもクズ」など狩野への批判も少なくなかったが、自己主張ばかり激しい村上の態度に視聴者は辟易しているようだ。

同時期に、同じ流れでブレークした2人だからこそ、同族嫌悪に近い感覚があるのかもしれない。

狩野は「共演NGにはしたくない」と発言していたため、今後も2人の共演はあるだろう。今回の確執を前提にそれをどのような笑いに変えるのか、お笑いファンは注目しているはずだ。

・合わせて読みたい→淫行疑惑の狩野英孝が謹慎解除 「自覚を持って行動するようになった」

(文/しらべぇ編集部・サバマサシ

狩野英孝、フルポン村上にマジギレ 「企画にもしたくない、村上がオイしいのがイヤ」