チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、マンチェスター・シティvsトッテナムが17日にシティ・オブ・マンチェスターで行われ、ホームのシティが4-3で勝利した。しかし、2戦合計4-4で並ぶもアウェイゴール数で上回ったトッテナムの準決勝進出が決定した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。

マンチェスター・シティ採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
31 エデルソン 5.0
2失点はノーチャンスも1失点目は何とか身体に当てたかった。背後のスペースへの飛び出しはいつも通り安定

DF
2 ウォーカー 5.5
攻撃時は果敢な仕掛けでチームに推進力を与えたが、守備の場面では食い気味な対応をうまくいなされた感も

4 コンパニ 5.5
ビッグマッチで抜擢も立ちあがりは慌ててしまった。その後はチームが押し込んだことで徐々に盛り返した

14 ラポルテ 4.0
2失点に絡む痛恨のミス。敵地での前回対戦と同様に相手のアタッカーに翻弄された

22 メンディ 5.0
細かいミスが散見も積極的な攻撃参加で味方に複数の選択肢を供給

(→ザネ -)

MF
17 デ・ブライネ 7.5
3ゴールをアシスト。的確なポジショニング、判断力に加えて当たり負けないパワフルなプレーで中盤を制圧

8 ギュンドアン 6.0
中盤の底でデ・ブライネと共にボールを引き出しながらシンプルなボール捌きでリズムを作った

21 シルバ 6.0
数字に残る活躍はなかったが、先制点をお膳立てするフリーランや質の高いワンタッチプレーで相手の嫌がるプレーを常に選択していた

(→フェルナンジーニョ 5.5)
球際で激しさを見せていた

FW
20 ベルナルド・シウバ 7.0
反撃の狼煙を上げるチーム2点目を奪取。サイドでうまく起点を作ってチャンスに絡み、デュエルでも奮闘

10 アグエロ 7.0
値千金の勝ち越しゴールを記録しベルナルド・シウバのゴールもアシスト。本調子ではない中でもエースの仕事を果たす

7 スターリング 7.0
チームに勢いを与える2ゴール。前回対戦に比べて突破する場面は少なかったが、フィニッシュの局面で存在感

監督
グアルディオラ 6.0
素晴らしい試合を見せたが、個人のミスや隙が命取りに。ショッキングな敗退で4冠の夢が潰える

トッテナム採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 ロリス 5.5
失点はいずれもノーチャンス。4失点で高い評価は下しづらいが、試合を通して見事なゴールキーピングを見せた

DF
2 トリッピアー 5.5
前回対戦で奮闘したスターリングに今日は完敗。それでもプレースキックで貴重なアシスト

4 アルデルヴァイレルト 5.5
前半はらしくない繋ぎのミスが散見も押し込まれた後半は粘りの対応を続けた

5 ヴェルトンゲン 5.5
サイドを完全に崩された中、中央での繊細な守備で何とか耐えた

3 ローズ 5.0
中に絞る形の対応を余儀なくされてベルナルド・シウバに自由を与えた

(→D・サンチェス -)

MF
17 ムサ・シソコ 5.0
前半半ばに負傷交代…それまではバタバタしてしまった

(→ジョレンテ 6.5)
チームを突破に導く魂のゴールを決めた。クラブ史に名を刻む活躍に

23 エリクセン 5.5
1アシストを記録。最後はバックパスを奪われて戦犯になりかけたが、VARに救われた。試合を通した奮闘は見事

12 ワニャマ 5.0
試合終盤は耐えたが相手のプレスに苦しみ、球際の勝負でも劣勢に

20 デレ・アリ 5.5
左手を骨折した中で中盤で我慢の対応を続けた

FW
7 ソン・フンミン 6.5
鮮やかな連続ゴールでアウェイゴール2つを奪い、アジア人でCL最多ゴール記録者に。準決勝初戦は出場停止に

27 ルーカス・モウラ 5.5
見事なボール奪取で2点目の起点に。機動力を守備で生かした

(→ベン・デイビス -)

監督
ポチェッティーノ 5.5
本来であれば、2-1のスコアの場面で試合を落ち着けたかったが、多くのアクシデントの中で見事にタスクを完遂

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)
3つの素晴らしいアシストはすべて無意味なものとなってしまったが、世界最高の万能型MFここにありという異次元のパフォーマンスを見せてくれた。

マンチェスター・シティ 4-3(AGG:4-4) トッテナム
マンチェスター・シティ
スターリング(前4)
ベルナルド・シウバ(前11)
スターリング(前21)
アグエロ(後14)
トッテナム
ソン・フンミン(前7)
ソン・フンミン(前10)
ジョレンテ(後28)

※2戦合計4-4もアウェイゴールの差でスパーズが初の4強進出!
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