『Telegraph』は17日、「イングランド2部のボルトン・ワンダラーズは、ローレンス・バッシーニ氏に株式を売却する契約を結んだ」と報じた。

かつては西澤明訓、中田英寿宮市亮が所属していたことで知られるボルトン・ワンダラーズ

プレミアリーグで長く戦っていたものの、2部に降格してからは低迷が続いており、昨季はシーズン残り10分で2ゴールを決めるという奇跡的なプレーで残留を手にしている。

しかし今季も成績は改善されず、42試合を戦って8勝8分け26敗。23位と降格圏内に沈んでいる。

さらにチームは深刻な経営難に陥っており、給与の支払いが滞ったことによって選手がストライキを敢行するなど、危機的な状態にあった。

だが今回、ようやくボルトン現会長のケン・アンダーソン氏の株式を購入する投資家が現れたとのこと。

それはローレンス・バッシーニというイギリス人実業家で、2011年にワトフォードを買収したことで知られる人物だ。

4400万ポンド(およそ63.83億円)を支払って株式を購入するバッシーニ氏であったが、その際には金融不正のスキャンダルに見舞われ、わずか1年でポッツォ・ファミリークラブを売却している。

2014年にはこの事件の影響もあって破産宣告を受けていたが、今回再び表舞台に戻ってきた形だ。

バッシーニ氏は支払いが滞っている監督、スタッフ、選手の3月分給与を負担するほか、クラブが抱える2800万ポンド(およそ40.62億円)の借金も返済するそう。

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また、「3年以内にプレミアリーグへと復帰させる」とバッシーニ氏は宣言しているが、すでに今季3部への降格はほぼ確実であるため、かなり厳しいミッションになりそうだ。

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