ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグ、バレンシアvsビジャレアルが18日に行われ、2-0でバレンシアが勝利した。この結果、2戦合計スコアを5-1としたバレンシアが準決勝に進出している。

1週間前に敵地で行われた1stレグを後半追加タイムの2ゴールで3-1と先勝したバレンシアと、逆転突破のためには少なくとも3点が必要なビジャレアルによるスペイン同国対決。

共にフラットな[4-4-2]で臨んだバレンシア自治州ダービーは、ホームチームのバレンシアが押し込む入りとなると、10分にパレホがGK強襲のシュートを浴びせた。

そして13分、バレンシアが先制する。敵陣でゴンサロ・ゲデスがボールを奪って柔らかい浮き球パスを送ると、ボックス左に走り込んだラトがボレーでうまく合わせた。

先制後はバレンシアが余裕を持って試合をコントロール。そして前半半ば以降はバレンシアが自陣に引きながら対応し、ビジャレアルに付け入る隙を見せない。39分にCKからジェラール・モレノに打たれたヘディングシュートはGKネトが難なくセーブし、2戦合計スコア4-1として前半を終えた。

後半からラバに代えてチュクウェゼを投入したビジャレアルが前がかると、52分にペドラサが枠内シュートを浴びせる。

それでも54分、バレンシアにゴールが生まれる。ボックス手前左で得たFKをパレホが直接狙うと、壁に当たってコースの変わったシュートがゴール右に吸い込まれた。

逆転には4点が必要なビジャレアルが終盤にかけても押し込む展開となったが、バレンシアが集中を切らさずにシャットアウト。2戦合計スコア5-1で圧勝したバレンシアは準決勝でエメリ監督率いるアーセナルと対戦する。

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