女性が毎月頭を悩ませる「生理」の問題。生理痛が酷いと貧血となり、下腹部の激痛と全身の倦怠感から起き上がることさえ困難な女性がいるのも事実です。初潮を迎えてから閉経を迎えるまで、長ければ50年近くも毎月この倦怠感と女性は付き合わなければならないのです。そんな中、まだ生理と向き合って間もない中学生に対して学校側の対応が酷すぎるのではないかとネット上で話題となっています。

生理中でも基本的に水泳参加

中学生という思春期真っ只中で、しかも生理中という体がデリケートな時に体を冷やす水泳に「基本的」に参加するというプリントに保護者だけでなく多くの女性から非難の声が挙がっています。

これに対し、大阪市では生理中のプールについて次のように見解を述べています。

「近年スポーツ医学の進歩に伴って、科学的な研究が積み重ねられ、現在のところ、水泳を実施することで月経に伴う諸症状が悪化することはない」と文部科学省の「水泳指導の手引き」において示されており、本市での水泳指導の手引きにおいては「水泳は可能であるが、内容に制限や配慮を要する児童・生徒の指導にあたっては、学校医との連携を図るとともに、保護者や本人とも十分話し合い、本人の立場を理解して、その方向性を考える必要がある。」と示しております。

引用 https://www.city.osaka.lg.jp/seisakukikakushitsu/page/0000452286.html

医学的には可能ではありますが、実際に出血をしてしまった子、それを目撃してしまった男子達そして「私もあの様な辱め受ける日が来るのかもしれない」と考える他の女子の気持ちを考えると、生理中の水泳は決して強要するべきではないと産婦人科は述べています。

医学的には可能 でも絶対に強制されるべきではない

引用 https://www.buzzfeed.com/jp/natsusato/seirichuunosuiei

生理痛もなくプールが大好きな女の子は「生理中でもプールに入りたい!」と思う子もいるのではないでしょうか。

生理中でもプールは参加!生理中はプール絶対禁止!とルールを設けるのではなく、

デリケートな問題だからこそ本人と保護者、そして学校側が一人一人にあった対応を連携していく教育現場であって欲しいと願います。

画像掲載元 pixabay



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